■ はじめに
12月は、1年の中でもとくに睡眠トラブルが増える季節です。
「寝つきが悪い」「夜中に何度も起きる」「眠っても疲れが取れない」
このようなご相談が新宿みやび鍼灸院でも毎年多くなります。
その理由は、
“寒さ・忙しさ・ストレス”が一度に押し寄せる時期だからです。
今回は、12月に睡眠の質が低下しやすい理由と、自律神経を整える鍼灸の効果、そしてご自宅でできるセルフケアをご紹介します。
■ なぜ12月は眠れなくなる?その3つの理由
① 寒さで自律神経が乱れる
気温が下がると、身体は体温を守るために交感神経が優位になりやすくなります。
交感神経が過剰に働くと、
- 脳が興奮して眠れない
- 寝つきが悪い
- 眠りが浅くなる
など、睡眠の質が低下します。
② 年末のストレス・忙しさ
仕事、家庭、イベント、大掃除…
12月は1年で最もタスクが多く、緊張状態が続きます。
ストレスは自律神経の乱れにつながり、睡眠に直結します。
③ 生活リズムの乱れ
残業・飲み会・忘年会などで生活時間が乱れがちに。
寝る時間が遅くなると、睡眠ホルモン(メラトニン)のリズムが崩れ、深く眠れなくなります。
■ 鍼灸が睡眠の質を改善する理由
鍼灸は、「自律神経を整える」効果に非常に優れています。
① 交感神経の過緊張をリセット
鍼灸をすると、身体がリラックスモードの“副交感神経”が優位になりやすく、
以下のような変化を感じる方が多いです。
- 身体がポカポカする
- 呼吸が深くなる
- 脳の興奮が落ち着き、眠くなる
② 血流が改善して眠りやすく
冷えや緊張で滞っていた血流が改善し、筋肉も緩むため、寝つきが良くなります。
③ ホルモンバランスの調整
自律神経とホルモンは密接に関係しており、鍼灸で副交感神経が働くことで、睡眠に必要なホルモンの正常化も期待できます。
■ 実際に多いお悩み
新宿みやび鍼灸院に12月に多いお悩みは以下です。
- 夜なかなか眠れない
- 寝ても疲れが取れない
- 眠りが浅い
- 夜中に目が覚める
- 明け方に起きてしまう
- ストレスで頭が休まらない
これらはすべて“自律神経の乱れ”が深く関係しています。
■ 鍼灸を受けるとどんな変化が?
患者さまからよくいただく変化の声は、
- 「寝つきがよくなった」
- 「夜中に起きなくなった」
- 「翌朝スッキリ起きられる」
- 「頭が軽くなる」
- 「イライラしにくくなった」
など、睡眠の質の向上を実感される方が非常に多いです。
■ 自宅でできる睡眠のセルフケア
① 足湯や温かい飲み物で“首ではなく足”を温める
足を温めると副交感神経が働きやすくなります。
② スマホを寝る1時間前にオフ
光刺激は脳を覚醒させます。
③ 深呼吸
「吸う:吐く=1:2」のリズムがおすすめ。
■ まとめ:12月は睡眠ケアの“最優先月間”
睡眠の質が落ちると、
- 免疫低下
- 冷え悪化
- 肩こり・頭痛
- 自律神経の乱れ
- メンタルの不調
につながり、年末年始を元気に過ごしにくくなります。
睡眠で悩みがある方は、ぜひ一度鍼灸をご利用ください。
「深く眠れる身体づくり」をサポートいたします。




