妊娠を意識したらなにから始めたらいいの?まずは生活習慣を見直していきましょう。

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妊活

仕事を両立しながらの妊活、介護や子育てをしながらの妊活・・・
妊活をしている夫婦は様々な環境の中にいらっしゃいます。
妊活中は時間を作って病院へ通院したり、ネットで情報をかき集めてなるべく体にいいことをしようと意識しながらお過ごしではないでしょうか。

みやび鍼灸院へ通院されている方もやはり体にいいことをたくさん調べ取り入れている方が多い印象があります。
しかし、食事は意識していても生活習慣が乱れていたり、もっと改善できるのでは?と思うこともあります。
妊活の基本ですが改めてこのブログを読み自分の体を大切にできているか確認してみてください。

その1 早く寝ること!


これは妊活や出産だけでなく健康にも大事な事です。
いつもは仕事で帰宅時間が遅くなってしまう、帰ってきてから家のことを済ませるとなかなか早く寝られない、パートナーの帰宅を待っていたい、ついスマホをいじってしまうなど、寝る時間が遅くなってしまう理由は様々あると思います。

しかし、十分な睡眠を得られないことで、疲れがなかなかとれない・動悸がする・寝つきが悪くなっている可能性も考えられます。

まずは、早く寝て早く起きる!
朝は太陽光を浴びる!

これらを意識しましょう。
なにも準備することはありません。早くに寝て早くに起きます。
これにより自律神経が整いホルモンバランスも整います。
室内は間接照明などでやさしい明かりを取りいれ、スマホやPC,タブレットなどを見るのは極力控えて下さい。

妊活に寝る時間なんて関係ないでしょと思われている方が多いようですが、早く寝ることで体の不調が改善されるとも言われています。

また、太陽光を浴びる事でビタミンDの摂取につながります。

ビタミンDはサプリで摂取しているから大丈夫と思っている方もいらっしゃいますが、サプリを飲んでいても吸収されず、摂取量の効果が出ていない方もいらっしゃいます。
是非気持ちのいいこの時期、手のひらを太陽にかざしてみましょう!

参考:快眠と生活習慣 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)

その2 運動を心がける!

コロナウイルスも落ち着き外出の際にはマスク着用も任意になりましたね。
今までは感染症対策のため、なかなか外出できなかったり感染を気にしてジムなどの空間に行けなかった方でも、外に出て体を動かせる環境になってきました。

運動といってもたくさんの情報がありますね。
一番は自分の体や体調にあった運動法を取り入れてみてください。

どんな運動がいいのかわからないという方は以下を参考に体を動かしてみてください。

・ウオーキング


ウオーキングはは早歩きと普通歩きの交互に繰り返す事。
早歩きは少し息が上がるくらいの運動。
普通歩きはお尻や鼠径部、ふくらはぎなどの筋肉を意識して歩いてみましょう。

運動は卵子の老化を防ぐだけでなく、ミトコンドリア活性などにも効果が期待できます。

また、お腹を凹まして歩く、お尻を締めて歩く、内腿を閉じて歩くなどを意識して歩くと
体幹を鍛え、骨盤周りの筋肉に作用していきます。

・ラジオ体操


ラジオ体操は体の基本的な部分を動かしていきます。
呼吸を意識しながら行う体操なので無理なく体を動かせます。
またラジオ体操は朝早くに放送されていますね。
ユーチューブなどで検索するのもいいですが、リアルタイムで行うとその1にありました早寝早起きの習慣も一緒に身につくのではないでしょうか。
ラジオ体操には朝の部、夜の部とあります。夜の部はストレッチを中心に体を休めるストレッチになります。お風呂上りにストレッチをすることで睡眠の質が良くなります。背中やお腹、肩、腰、足など全身を伸ばしていきましょう。
時間を見つけ朝晩のラジオ体操を取り入れてみてください。

ウォーキングも体操も毎日行うことは大変なので、生活スタイルに合わせて行っていくことが大事だと思います。

その3 自分の気持ちとむきあう!

健康的な生活を身につけても、気持ちが休まらなかったりマイナス思考になってしまったり、フラストレーションがたまることだって誰しも起こりうることです。

そんな時、気持ちのコントロールだったり発散方法はありますか。
気持ちと向き合うとき、友人とあって話したり、買い物をしてみたり様々な方法がありますが、
書く事で自分の気持ちと向き合う事ができるのです。

EWI(expressive writing intervention)のペネベーカー(アメリカの心理学者)が開発した筆記療法はご存知でしょうか?
1日20分程度、自分が思っていることが感じていることを「書く」だけで、ネガティブな感情が少なくなり、ポジティブな感情が高まり、ストレス緩和になるだけでなく幸福感まで高まると報告されているそうです。

例えば、妊活中における卵巣刺激の開始前から採卵前まで、不妊治療を受けることで思ったことや感じたこと、そして、その考えや感情を深く掘り下げ、パートナーや両親、友人、親戚との関係、また、過去、現在、未来の自分をみつめ、自分は今、そして、この先、どうなりたいか、1日20分で一気に書くことで書いていた方が妊娠率が高かったと言わています。

なかなかネガティブから抜け出せない時は今日あった良かったことを5つ書いていくことから始めるといいそうです。

安くていいお肉が買えたとか、洗濯がはかどったとか、パートナーが家事をしてくれたとか。
当たり前のことかもしれませんが、当たり前のことに感謝するのを日々重ねていくことによって前向きな気持ちになります。

日記とまではいきませんが気持ちを書き留めるノートを作ってみてください。

その4 座らない!

おうちにいるとついつい座ってしまったりゴロゴロしてしまいがちです。

日本人はそもそも座りすぎと言われています。世界での平均が5時間なのに対し、日本人の平均は7時間と長時間座る事にたけては世界一の称号があるそうです。
座る時間の長さによる健康リスクは心や体に影響し、がん、認知症などを含め最大死亡リスクが40%と言われてします。

妊活においてもフランスで研究された結果があります。

女性の1日の平均の座っている時間を比べると不妊症でない女性では4.3時間だったのに対して、
不妊症の女性では5.8時間、そして、1日に5時間以上座っている女性は5時間未満の女性に比べて不妊症になる確率が3.61倍にもなったと研究で言われています。
5時間未満と5時間以上で3.61倍も違うのに、日本人の平均7時間を比べたらいったいどんな結果が出るのでしょうか?

お掃除がはがどって年末の大掃除以上に行ってしまったという方もいます。
おうちにいる間もこまめに動くなどして座ったりゴロゴロしたりする時間を減らせるといいですね。

お料理も、うどんをふんで作るところから始めたりしていつもより手作りするといいかもしれませんね。

その5 お灸で温活!

妊活においてお灸で改善が期待できる効果はたくさんあります。
まずはお灸を据えることにより血液の循環が改善し冷えの症状が改善されたり、ホルモンバランスを整え月経周期を安定させる、また自律神経を整えたり、筋肉の凝りを改善させる効果もあります。
お灸は継続することが大切です。
鍼灸院での治療だけでなく自宅でのお灸も行ってみてください。

ここまで読み、自分の生活と比べてみてください。
これならできそうかな。やってみようかな。というものはありましたでしょうか。

妊活中に方はどうしても気持ちのゴールが「 妊娠 」になってしまいます。
もちろん。妊娠できたことはとても喜ばしい事です。
しかし、妊娠だけにとらわれず、妊娠中⇒産後⇒育児⇒と先は長いです。
妊活と同時に自身の健康を見据えていけるといいですね。

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