花粉症
花粉症つらい時期ですね。
特に起床時、むしゃみや目のかゆみなどの症状に悩まされている方は多いのではないでしょうか。
朝起きた時に花粉症の症状が強く出る事をモーニングアタックと言うそうです。
室内に舞っている花粉やハウスダストは夜寝ている間に床に落ちます。
そして朝、人が動き出すと空気の流れによって床に溜まっていたハウスダストと花粉が舞い始め、起き出しが辛いという事がおこるそうです。
モーニングアタックが辛い人はまず、家に花粉を入れないよう工夫しましょう。
帰宅したら家に入る前にコートやカバン等についている花粉をしっかり払い落とす事が大切です。フリース、ニット、ウール等毛足の長い花粉が吸着しやすい素材の服を避け、ナイロンや綿等表面がツルツルしている素材を選び、洗濯の際には柔軟剤を使用しましょう。
また朝は寝ている副交感神経優位の状態から、活動する交感神経へと切り替わる時でもあります。
この切り替えがうまくいっていないとアレルギー反応が出やすいと言われています。
この切り替えをコントロールするには
1.同じ時間に寝る(12時前には眠りにつきましょう)
2.朝日を浴びる
3.顔を洗う
以上のことを、毎日続けることが大事です。習慣付けましょう。
花粉症の特効穴
迎 香(げいこう) : 小鼻の横の引っ込んでるところ、ほうれい線の始まり位。
押すと鼻が通る様な感じがするところをゆっくり押します。
清涼感のあるユーカリやミントの精油を数滴ハンカチやマスクにたらしてかいだり、
お湯を入れたマグカップに1滴たらして湯気を吸入したりすると鼻の通りがよくなります。
顖会(しんえ) : 顔を縦に半分に分ける真ん中の線が髪の生え際とぶつかるところから
1センチから2センチ髪の中に入ったところで押すと鼻が通るところを少し爪をたてるようにしてピンポイントで押します。
頚の骨は7つあるのですが、4番目の第4頸椎という部分から目や鼻などにつながる神経が出ているので、この辺りの緊張が強いと花粉症の症状も強くでると言われています。
このことから、頚の後ろをマッサージしてみたりお灸をすえるなどもおすすめです。
花粉症対策の食材
花粉症やアトピー、喘息などのアレルギーをお持ちの方に是非取り入れて頂きたい春の旬野菜
~ 春キャベツ ~
キャベツの主な栄養素はビタミンC、ビタミンU、ビタミンK、カロテン、葉酸、カリウム、亜鉛などで、健康や美容に効果的です。
春キャベツはキャベツのなかでも一年で最も栄養価が高いと言われ、特に美肌に効果的なビタミンC・カロテンの含有量が非常に高いのが特徴です。
春キャベツのビタミンCは普通のキャベツの約1.3倍、カロテンは約3倍も多く含まれています。
シミ、そばかす予防や、イライラを緩和する効果もあるので、仕事が忙しくて、心と身体のケアができていない人は積極的に取り入れましょう!
ビタミンKは骨を丈夫にする働きがあるため、骨粗しょう症予防にもおすすめです。妊活、妊娠中の方にも必須ですね。
キャベツはビタミンUも豊富です。アミノ酸の一種で、代謝促進効果が期待できます。”キャベツは胃腸に良い”と言われますが、このビタミンUが胃腸粘膜を保護修復し、胃酸過多を防いでくれます。さらに肝臓の働きを活性化、蓄積された余分な脂肪を減らす効果もあると言われています。さらに、キャベツには食物繊維も豊富な上、不溶製食物繊維も含まれているので、胃腸を掃除して便秘解消するだけでなく満腹感をキープしてくれます。
ボロンという女性ホルモンを活性化させるミネラルも豊富で、これはバストアップ効果も期待できるそうです。
イソチオシアネートは、辛み成分の一種で、ガン細胞の増殖を防ぐ効果があり、注目されています。花粉のアレルギー反応も抑制します。野菜の中でキャベツに最も多く含まれています。
グルコシノレートは、解毒作用が強く、がん予防や花粉症などのアレルギー疾患も抑えてくれます。また、性ホルモン機能に働きかける作用もあると言われていますので、男女問わず不妊治療をされている方には注目の成分です。
ルテインは、カロテノイドの一種で目の粘膜を強化する働きがあるので、花粉症の目の症状にも効果的です。
キャベツは、献立のバリエーションも豊富なので、毎日の食事にも取り入れやすいです。
例えば、回鍋肉は、豚肉も使用するので、疲労回復効果のあるビタミンB1も摂れます。
キャベツとサバのトマト煮は、身体にとても良い青魚を一緒にとれます。
キャベツとあさりの蒸し物、あさりはミネラル、タウリン、亜鉛、ビタミンB2、鉄分を多く含み、疲労回復や美肌効果、更には貧血予防まで幅広い効能が期待できます。
キャベツの浅漬け、ロールキャベツ、キャベツたっぷり餃子、春キャベツと新タマネギのサラダなどなど、キャベツを使ったレシピは豊富だと思うので、献立に困ったら、花粉症対策も兼ねてキャベツ料理にしてみてはいかがでしょうか。