インフルエンザが増えてきています。妊活中・妊娠中のワクチン接種について、厚生労働省などの資料をまとめてみました。

インフルエンザ‐みやび鍼灸院


ついつい食べ過ぎてしまう食欲の秋。
魚介系では秋刀魚や秋鮭、サバやニシン。野菜や果物では、栗やさつまいも、ぶどうや柿などなど、旬を迎える美味しい食材が盛りだくさんです。

秋刀魚には歯や骨の健康に欠かせないカルシウムの吸収を助けるビタミンD、抗酸化作用があり、老化や動脈硬化の予防に役立つほか、末梢血管を拡張する、性ホルモンの分泌に関わるなどさまざまな働きがあるビタミンE(α-トコフェロール)も豊富です。
また、秋刀魚にはビタミンB群が含まれていて、ビタミンB6はエネルギー代謝やたんぱく質の分解を助けるため、さんまに含まれるたんぱく質の利用効率UP。ビタミンB12は葉酸と力を合わせて働き、赤血球を作るために必要で貧血が気になるときにおすすめしたい食材です。
カルシウムやマグネシウム、DHAとEPAは、健康で丈夫な身体づくりのため、大人だけでなく子どもにもおすすめのお魚です~!

この秋に食卓に並べてみてください♪


妊活中・妊娠中のインフルエンザ予防接種に関して


妊娠中は非妊娠時と比べ免疫力が低下し、感染症などにかかりやすくなる傾向があります。
またインフルエンザに感染した場合では、一般人口集団と比較して重度の合併症や入院にいたるリスクが高くなるとの複数の報告がされています。

妊娠中のインフルエンザの感染では、流産率の増加 、死産率の増加 との関連がみられたとの報告もあります。


妊娠を希望される女性や妊婦さんに対しては、マスク・人混みを避けるなどの感染症対策ももちろんですが流行シーズン前のワクチン接種等での予防も必要なのではないかと考えます。

もちろん、妊娠を希望される女性や妊婦さんには必要だと思いますが、ここだけでは感染は止まりません。ご主人や子供、同居する家族も一緒に予防対策をしていけることが望ましいですね。


インフルエンザワクチンについての知識

現在、日本で使用されているインフルエンザワクチンは、不活化ワクチンです。

妊娠初期のインフルエンザワクチン接種に関する疫学研究には以下のようなものがあります。

  1. 妊娠4ヶ月までにインフルエンザ不活化ワクチン接種を受けた母親から生まれた650人の児において、大奇形、小奇形の発生率は増加しなかったと報告されています
  2. アジュバント添加パンデミックインフルエンザA(H1N1)接種を妊娠第1三半期に受けた330人と、妊娠第2~3三半期に接種をうけた660人を比較して、先天奇形発生率の増加は認められませんでした
  3. 国立成育医療研究センターで行った研究では妊娠中にインフルエンザHAワクチンを接種した182例(第1三半期 13例、第2三半期97例、第3三半期72例)の転帰において、特別な有害事象はみられませんでした。
  4. 妊婦にワクチンを接種することで、生後6か月までの児のインフルエンザ罹患率を減少させるとの報告もあります。

欧米の専門機関は、インフルエンザシーズン中の妊婦へのインフルエンザワクチン接種を妊娠週数に関わらず推奨しています。 日本産婦人科診療ガイドラインでも、妊婦さんの原疾患なども考慮してワクチンを接種することが推奨されています。

参照:インフルエンザについて(医療関係者向け) | 国立成育医療研究センター (ncchd.go.jp)

ワクチン推奨期間


上記にもありますが、妊娠4ヶ月までにワクチン接種を受けた母体からの奇形率は増加しなかったと研究の結果が出ています。
したがってワクチンの推奨期間はきまってないものだと考えます。
しかし、ワクチンを打つことで微熱やだるさなどの副作用がでてしまう場合がありますので安定期を過ぎたころからが望ましいのではないかと考えます。

感染拡大するまえにかかりつけの医師に相談しワクチン接種について考えていきましょう。

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