生理とは?つらい生理痛を和らげる緩和方法・セルフケアと鍼灸のツボ – みやび鍼灸院(不妊鍼灸・着床鍼)新宿 生理とは?つらい生理痛を和らげる緩和方法・セルフケアと鍼灸のツボ – みやび鍼灸院(不妊鍼灸・着床鍼)新宿

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生理とは?つらい生理痛を和らげる緩和方法・セルフケアと鍼灸のツボ

生理とは?つらい生理痛を和らげる緩和方法・セルフケアと鍼灸のツボ

生理について

はじめに、自分の体や生理の事をよく理解していますか。
このようなアンケート結果があります。

  • 生理による不調は仕事のパフォーマンスを低下させる
  • 「自分は更年期だ」と自覚している人に昇給の話をすると、約半数の人は断ってしまう
  • 更年期の症状が理由で会社を辞めようか考えたことがある人は9割もいる

つまり、健康状態に不安があると自信を持って仕事をすることが難しくなっていくのです。
一方で、ヘルスリテラシー(自分の体や健康についての知識を持っていて、知識を元に判断したり、役立てたりする力のこと)が高い人にはこんな特徴があることがわかっています。

  • 仕事のパフォーマンスが高い
  • 健康に働き続けられる自信がある
  • 生理や更年期などの症状に、正しく対処できる
  • 望んだ時期の妊娠や、不妊治療の機会を失うことがない

健康について正しい知識を身につけるだけでこんなにも自信がもてるようになるのです。
※参考:生理で知っておくべきこと

生理 とは

自分の体や生理の事をよく理解していますか。まずは正常な生理かどうかを知っておきましょう。正常な生理とは定義がはっきりと決まっています。
「周期が25日以上38日未満」「出血している日数が3日以上7日以内」
このふたつにあてはまっているかどうかです。
この正常な生理の周期から外れていても、(今月は忙しかった)(ストレスがかかることがあった)
などの理由が思い当たり、次の月にきちんと戻ればそれは異常ではありません。
ただし、正常な生理から外れた生理が2~3ヶ月続くようでしたら月経異常を疑いましょう。

生理痛はなぜ起こるのか

生理のつらさは実感していても、「生理だから」と片付けてしまい痛みがでている原因を知っている人は少ないのはないでしょうか。
まず、生理で出てくる血液は子宮内膜のことです。子宮内膜とは子宮の内壁の一番表面にあり卵巣から分泌されるエストロゲンという女性ホルモンによって増殖し妊娠の準備をしています。
精子と卵子が出会い受精⇒その後子宮内膜に着床⇒妊娠となるのですが、妊娠しなかった時は役目がなくなり子宮内膜が剥がれ落ち出血します。これが生理の血です。生理が始まると子宮が収縮、内膜が剥がれ落ち子宮頚管を通って排出します。この子宮の収縮の痛みが生理痛と呼ばれています。
10代では子宮がしっかりと育っておらず、子宮の出口が狭いことによりこの痛みが起こるのですが、20、30代になると子宮は育っているのですが、ストレスを感じたり、偏った食事や不規則な生活が原因で子宮の収縮が強くなり生理痛になります。ちなみに産後生理痛がなくなったという話しを耳にしますが、赤ちゃんを産むと子宮の出口が広がり、子宮の出口に生理の血が引っかからなくたるため痛みがなくなるのだといわれています。しかし生理痛は人それぞれで、出産・育児・社会復帰などの大きな変化が起こると疲労やストレスで生理痛やPMSが増す人もいます。


痛みの原因(プロスタグランジン)

上の文章で「この子宮の収縮の痛みが生理痛と呼ばれています」と書きましたが、この子宮を収縮させるのがプロスタグランジンと呼ばれる物質です。経血をスムーズに排出するために分泌されるプロスタグランジンは発熱や痛みを引き起こす生理活性脂質であるため、多く分泌されてしまうとそれだけ痛みが増してしまいます。からだが冷えて血行が悪くなると、このプロスタグランジンの分泌量が多くなり痛みが増し、ひどい場合には下腹部の痛みだけでなく頭痛や吐き気、胃痛などを引き起こすこともあります。また疲労やストレスが原因で痛みをより強く感じる事もあります。


生理痛を和らげるセルフケア

生理は毎月やってくるものです。つらい痛みは少しでも軽減したいものですね。それにはどんなセルフケアが必要なのでしょうか。

*エッセンシャルオイル(精油)
ホルモンの分泌をつかさどる自律神経を整え痛みをやわらげる効果があります。クラリセージやゼラニウム、カモミール、ペパーミントなどをティッシュに一滴たらしマスクの中に入れてみたり、入浴や足湯のお湯に数滴入れてアロマバズを楽しむのもいいですね。

*軽く体を動かす
痛みがある中ジムなどのハードな運動はできませんよね。簡単なストレッチなどで体を動かしてみるのもおすすめです。
☆椅子に座りながら足をのばし足首をパタパタさせる(寝たままでもできます)
☆仰向けになり片足ずつ股関節を大きくまわす。

*体を冷やさないよう意識する
これからの時期は特に体が冷えやすくなります。お臍の上や腰に携帯用カイロを貼ったり、
レッグウォーマーを使用し足元を冷やさないように意識する事が大切です。お風呂でゆっくり温まるのも効果的です。洗面器やバケツを使い足湯もおすすめです。この時くるぶしまで温まるようお湯の量を調整するといいですね。

*鍼灸治療
鍼やお灸の治療をすることで痛みを抑える効果や、体を温める効果が期待できます。また、からだが冷えて血行が悪くなるとこのプロスタグランジンの分泌量が多くなり痛みが発生してしまうのですが、日頃から鍼灸治療で体をケアすることで血行が良くなり痛みの原因となるプロスタグランジンの分泌も抑えられます。お灸はセルフケアとして自宅でも簡単に行えます。生理痛に効果のあるツボを刺激してみるのもいいですね。

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