朝食と妊活

和食

最近、朝ごはんを食べない方が多いですが、食べられないということも多いようです。

朝食を抜くことによる体の影響

朝食を抜く生活が続くと、肥満になりやすくなることが研究により示されています。

特に内臓脂肪の増加は、さまざまな健康問題を引き起こすリスクを高めます。内臓脂肪型肥満が進行することで、脂質代謝異常、高血糖、高血圧などの状態が現れることがあります。

このような状態を総称してメタボリックシンドロームと呼び、心臓病や脳卒中などの深刻な疾患のリスクを高める要因となります。したがって、健康を維持するためには、朝食をしっかりと摂ることが重要です。

朝食には、体内の代謝を活発にする役割もあります。適切な栄養をバランスよく取り入れることで、1日のエネルギーを効率よく使うことができるのです。忙しい朝であっても、簡単な朝食を摂る習慣をつけることが大切です。

妊活と朝食

週に6〜7回の朝食摂取がART成績を向上させるという結果が、東京医科大学を中心とする研究グループによって明らかにされました。

この研究は、2022年2月から2024年1月にかけて東京医科大学でART(体外受精治療)を受けた117名の女性患者を対象に行われました。

研究の一環として、参加者のART治療前1年間と20歳時の朝食摂取頻度、年齢、BMI、喫煙・飲酒習慣、分娩歴、AMH(抗ミューラー管ホルモン)値などが調査されました。

研究者たちはこれらのデータとART治療の結果との関連性を詳細に解析しました。その結果、週に6〜7回朝食を摂取する女性は、朝食を全く摂らない女性に比べ、妊娠から出産に至る確率が高いことが判明しました。

年齢と共に、朝食の摂取頻度がART治療の成功率に大きな影響を与える要因であることが示唆されました。

これにより、食生活の習慣として朝食を摂ることが、より良いART治療結果を引き出す可能性が示され、新たな治療指導の一環としての活用が期待されています。

朝食の摂取は、日常の健康管理だけでなく、生殖医療の成果にも関連する重要な要素であることが改めて確認されました。

お勧めの朝食

朝は和食がおすすめです。

和食はその多様さとバランスの良さで知られています。一般的な和食の食卓には、ご飯と味噌汁、そして様々なおかずが並び、これにより自然と品数が豊富になります。このような食事スタイルは、必要な栄養素をバランスよく摂取するのに適しています。

一方で、パン食が中心の場合、総菜パンや菓子パンのみで食事を済ませる方も多いかもしれません。このような食事では、栄養バランスが偏りやすく、特定の栄養素が不足しがちになる可能性があります。特に野菜やタンパク質、ビタミンやミネラルなどが不足することが考えられます。ですから、パン食の日でもサラダやスープ、フルーツなどを添えてバランスを意識することが大切ですね。

和食の美しい盛り付けや多様な味わいを楽しみながら、健康維持にも貢献できるのは非常に魅力的です。日々の食事において、ちょっとした工夫で栄養バランスを整え、健康な身体づくりを心がけましょう。

朝食の習慣のない方は無理なく少しずつ始められるかと良いかと思います。

どうしても朝ごはんが食べられない

どうしても朝食欲がない、そんな方は食べやすいフルーツから取り入れてみましょう。フルーツは消化が良く、朝の時間帯に体に適した栄養を提供するため、軽くて食べやすい選択です。特に、バナナはおすすめです。バナナなら、皮をむく手間も少なく、手軽に取り扱うことができます。その上、栄養価も高く、ビタミンやミネラルも豊富です。

バナナはエネルギー源としても優れており、朝のスタートにぴったりです。また、消化が良いため、身体に負担をかけずに栄養を吸収することができます。さらに、水分量も適度で喉の通りがよく、朝食欲のない人にも無理なく食べられるでしょう。

忙しい朝に、手軽に栄養を摂取できるバナナを積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。これなら少しずつでも朝食が楽しめるかもしれません。

ヨーグルト みやび鍼灸院

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