ホルモン補充周期と自然周期

体外受精の時に、ホルモン補充周期と自然周期では、どちらがいいとおもわれますか？

自然に排卵でき、移植できる方は自然周期で移植をする場合が多いです。

排卵がない場合、もしくは生理が不順で排卵に時間がかかる場合はホルモン補充周期が選択されます。

何度か体外受精移植をしてみて、自然周期では妊娠しなかった場合にホルモン補充周期を選択される場合があります。

ホルモン補充周期では、スケジュールを調整できることがメリットです。

お仕事や、予定がある場合など、胚移植の日を微調整することができます。

薬が効かなかったりすると、内膜が厚くならなかったり、ホルモン値が上がらなかったり増します。

鍼灸をすると血流がよくなり、薬やホルモン値の効きがよくなります。

移植周期は病院と同じペースで鍼灸に通うことをお勧めします。

ホルモン補充周期では、妊娠合併症のリスクを増加させることがわかっています。

また、ホルモン補充周期では、微弱陣痛でお産が長引いたり、その結果帝王切開が増えたり、癒着胎盤による大量出血で命に係わる厳しいケースが増えたりしています。

妊娠後の安全なお産のために、排卵がある人は自然周期を選んでほしいです。

参考：久保みずきレディースクリニック