羊水はどこから来るのか・赤ちゃんはお腹の中で何をしているのか・妊娠中の不思議 – みやび鍼灸院 羊水はどこから来るのか・赤ちゃんはお腹の中で何をしているのか・妊娠中の不思議 – みやび鍼灸院

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羊水はどこから来るのか・赤ちゃんはお腹の中で何をしているのか・妊娠中の不思議

羊水はどこから来るのか・赤ちゃんはお腹の中で何をしているのか・妊娠中の不思議

妊娠中の不思議

羊水はどこから来るのか。

羊水が多い人や少ない人の差はなんでしょう?もともと女性の身体にあるものではありません。羊水はどこから来るのでしょうか?羊水が多すぎる場合、羊水過多症と診断される場合もあります。じつは、羊水は赤ちゃんのおしっこでできています。

胎児の膀胱を調べると、30cc溜まると排出されるのですが、それが一時間に一回なので、一日換算すると約700ccほどの量になります。それをまた飲んで、おしっことして排出するのを繰り返しています。

妊娠初期(10週)の羊水と出産間際の羊水の成分は異なります。出産間際の羊水は赤ちゃんのおしっこと成分はほぼ同じですが、初期は血清と同じなのです。つまり、お母さんの血と同じという事です。羊水はどこから来るのか、明確には分かりませんが、お母さんの血でできているのではないかと考えられています。妊娠初期に血流を良くしておくことが大事な事だとわかりますね。

羊水混濁

胎児が低酸素状態になると脱糞をします。脱糞すると羊水が濁り、羊水混濁という病気になります。羊水鏡と言う機器を使って羊水を見ます。新生児の初めての排泄物は、メコニウムと呼ばれる緑のうんちです。このうんちを羊水の中でしてしまうと羊水が緑に濁ります。経過とともに黄色くなるので、羊水鏡で濁っている色を見て時間の経過を判断します。赤ちゃんは生まれてくると、体に胎脂といってラードの様な脂がついています。その為、羊水が白く混濁することがありますが、白く混濁しているのは悪くなく、正常所見です。先程書いたように、赤ちゃんは自分の尿を飲んで排出する事を繰り返しています。それの一部がうんちになり、ビリルビンにより緑色になっています。

胎児はお腹の中で何をしているでしょう?

妊娠初期は心配も多く、検診の感覚が長くなると不安になることもあります。しかし、胎動を感じると、赤ちゃんがいるのが実感できるようになりますね。赤ちゃんはなにをしているのでしょうか?

赤ちゃんはレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返して、夢を見ています。新生児期でとった心拍数と脳波のパターンを参考にしながら胎児期のレム睡眠とノンレム睡眠のパーセンテージをとると生まれた後のパターンにきれいにつながるんです。胎児ができて、早ければ早いほどレム睡眠が多いというのがわかっています。

赤ちゃんを左で抱く理由

赤ちゃんが元気かどうか見るのに心拍数を取りながら音を聞かせる検査があります。赤ちゃんが動くと心拍数が上がります。心拍数って心臓がコントロールしているように見えるけど、実は脳幹がコントロールしているんです。つまり、心拍数は平らになるというのは脳死状態を意味するのです。その音を聞かせる検査ですが、髭剃りの様なブーという音をながすそうです。胎児のときから音が聞こえているかというのはきになりますね。子宮の中ってとてもやかましく、お母さんの心臓が子宮に接しているから一日中その音を聞いています。産まれてから赤ちゃんを抱っこしてお母さんの心臓の方に持っていくと泣きやむ理由は子宮の中の心臓の音を聞いていたからではないかと言われています。右利きで右手が空くと便利だという理由ではないのですね。

胎児の表情

エコー 胎児 みやび鍼灸院

エコーの様子を見ながら、笑っている、泣いているなど赤ちゃんの表情を推測してニヤニヤしてしまいますが、胎児の表情が出てくるのは25週から26週くらいからです。

あくびは反射なので早い時期からしていますが、泣き顔は発達の後半に現れます。中枢神経と末梢の筋肉の発達の組み合わせで表情が出来るので、脳が関わってくる感情表現は後になると考えられています。笑っている表情も30週以降と後の方だと考えられます。ちなみに、しゃっくりは11週頃からしているそうです。

母は胎児を拒絶しないのはなぜ?

妊娠する事はお母さんに胎児のDNAが入るという事ですが、なぜ拒絶しないのでしょうか?胎児のすぐ外に羊膜があって、その外に絨毛膜があるのですが、その羊膜がすごいのです。羊膜バンクと言って妊婦さんに同意のもと羊膜を採取して他人の目や心筋に移植します。再生医療の現場では羊膜から心臓の細胞をつくることができるんです。翼状片という病気を再発させないためにも使われるのですが、他人の細胞でも拒絶反応が出ないのは羊膜に免疫を抑制する機能があるからです。胎児自身はお母さんにとって半異物ですが、包んでいる羊膜が拒絶させないようにしていると考えられています。

つわりの養生法

養生の心得にある、婦人妊娠中心得の事に、「つわりの為に2,3ヶ月目に嘔気強くして思わしく食う事の出来ぬものあり、この時には強いて食うべからずとある。昔の人は2人前食べろと言っていたこともありましたが、その更に昔は絶食したようですね。

今は特に指導がない事が多いですが、痩せすぎると点滴入院する場合があります。ヨーロッパではショウガを食べさせるようです。ショウガは薬膳では、胃の調子を整えるのに最適な食材で、体を温めるのに適しています。

つわりは精神的な不安から強くなることもありますので、家族の支えや、胃に負担のかからない生活をおススメしています。もちろん、東洋医学にはツボによる治療法もありますので、辛い方はドクターの許可を得て是非鍼灸にいらしてください。

帝王切開

日本で帝王切開術を始めにしたのは1852年、埼玉県秩父郡の井古田順道先生と岡部均平先生で、無麻酔だったそうです。古典的帝王切開は子宮を縦に切るのですが、今は緊急など理由がない時は横に切ります。縦に切ると、次に妊娠する時に結構な確率でぱかッと開いちゃいます。赤ちゃんがお腹の中に出てしまうので、いつの頃からか横に切るようになりました。今では逆子の場合はほとんど帝王切開ですが、それは帝王切開により、脳障害児が激減したという1985年ころのライトという人の論文によるそうです。逆子以外でも、一度帝王切開すると二人目の帝王切開になる事が多いです。1%の確率で子宮破裂するため、それを恐れて帝王切開をします。

帝王切開をした後経膣分娩する事をTOLAC(Trial of labor after cesarean delivery)といい、無事生まれる事をVBAC(Vaginal Birth After Cesarean)と言います。一旦子宮が破られたら子供に障害が残ったり母体も出血多量になる可能性がある為、日本では行っている病院が少ないのが現状です。当院の楓先生はVBACをしています。詳しくお話を聞きたい方はご予約の際にお問い合わせください。

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