みやび鍼灸院では、逆子のお灸の施術を行っています。逆子(さかご)を治すために行われる東洋医学の療法です。特に、「腎」「肝」「脾」の三本の経絡が交差する「三陰交」というツボや、至陰(しいん)という足の小指の外側にあるツボなどに温灸を施します。これらのツボを刺激することで、胎児の位置を調整し、自然に頭位に戻すことが期待され、状態に合わせて施術させていただきます。

逆子のツボ・お灸施術ご希望の方へ

逆子のツボ・お灸施術には担当医師の同意が必要です。

担当医師の同意が得られましたら、できるだけ早めにご連絡下さい。

予約が取れない場合は、直接お電話下さい。03-6304-0502まで!

寝方や体操など気になることは気軽にご質問下さい。分からないことがありましたら、気軽にご質問、ご連絡お願い致します。また、逆子が治った方は、治りましたとご連絡下さい。再度逆子にならないように施術・指導致します。

*効果には個人差があります。

逆子とは

逆子は、妊娠中期まで、赤ちゃんはお母さんのお腹の中で自由に動き回り、半分くらいが逆子であるとも言われています。妊娠後期には、赤ちゃんの頭がおおきくなり、重力に従って重い頭が自然に下向きになっていきます。

28週を過ぎた頃に頭の向きが下にない場合に逆子と診断されます。

逆子の危険性

逆子になると、母親の身体と赤ちゃんを結ぶへその緒が頭より先に出てしまう危険があります。この時、へその緒が産道に挟まり、赤ちゃんの脳への血液循環が悪くなってしまうと、赤ちゃんは危険な状態に陥りやすくなります。この為、産院では分娩の際にこの逆子を認める場合は、そのほとんどが帝王切開を選択しています。

もともと帝王切開の予定であれば、逆子でもいいと思う方もいるかもしれません。しかし、東洋医学の観点からみると、逆子は陰陽のバランスが逆転している状態なので、赤ちゃんにとって辛い状態を引き起こしています。帝王切開でも逆子を治しておく事がとても大切な事です。

逆子のツボ・灸施術

骨盤位・横位・斜位などの逆子のことを東洋医学では「胎位異常」または「胎位不正」といいます。逆子のお灸の効果は子宮内の血流を良くして、胎動を増加させ回りやすくしていきます。また、陰陽のバランスを整え赤ちゃんが正しい位置にいられるように保持する作用があります。逆子に関係するものとしては、「任脉」「衝脉」「腎」「肝」「脾」という経絡や臓腑が考えられます。

これら経絡を巡る気血の過不足を鍼灸で整える事と、昔から逆子の特効穴として使われているツボにお灸施術をしていきます。

灸施術で治す逆子・逆子に効くつぼ

「腎」「肝」「脾」の三本の経絡が交差する「三陰交」というツボは、子宮を巡る気血循環に大きく作用と、子宮の緊張を弛める作用もあります。また、安産のお灸としても知られています。さらに足の小指末端にある「至陰」というツボは「腎」に関わりが深く、また陰と陽の境目にあるというツボの特性から、逆子の状態の上下の逆転した赤ちゃんの頭を正常な位置に矯正する作用があります。

いずれもお灸がよく効きます。はやく逆子を治すために、自宅でもお灸をしていただきます。 また、逆子が治った後も、逆子に戻らないようにお灸施術をつづけるといいでしょう。鍼灸院でのお灸は自宅で行うお灸と異なり、おうちでお灸をやるよりも効果が高いです。

逆子の灸施術は早めに始めた方が治りやすいので、逆子とわかった時点でご相談くださいね。

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