妊活、卵子の質を改善するのはミトコンドリアに?鍼灸で血流を改善する以外の方法は? – みやび鍼灸院(不妊鍼灸・着床鍼)新宿 妊活、卵子の質を改善するのはミトコンドリアに?鍼灸で血流を改善する以外の方法は? – みやび鍼灸院(不妊鍼灸・着床鍼)新宿

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妊活、卵子の質を改善するのはミトコンドリアに?鍼灸で血流を改善する以外の方法は?

妊活、卵子の質を改善するのはミトコンドリアに?鍼灸で血流を改善する以外の方法は?

ミトコンドリア

人の肉体のピークは一般的には25歳と言われていて東洋医学の考えでは女性の体が最も充実しているのは28歳、男性では32歳と言われています。

いずれにしても女性の場合20代後半から老化に向かうようです。

元には戻らないけれど努力で緩やかに老化するのか、何もしないで老化を進めるのか…など個人差があり大きく低下の度合いが変わります。

年齢が上がるに伴い体が老化するということは生殖で新しい生命体となる卵子も老化するということになり、そのためなかなか妊娠しづらいとお悩みの方も多いです。

卵子は生まれた時から数が決まっていて新しく作ることができず減るだけでその卵子が古くなって、質が低下することにより不妊、または妊娠しても初期流産する可能性が高くなります。

そのため必要なことは、いかに今ある卵子の数で質を低下させないか・・・であると思います。

そのカギを握るのは体の細胞にある小器官のエネルギー産生の働きがあるミトコンドリアです。

ミトコンドリアは細胞の中に含まれていますが、加齢により減少して機能しなくなります。

エネルギーが減ると呼吸や体温調節などの生存機能を優先させて生殖機能を後回しにします。

卵子は単細胞であるので卵子の数が減ると当然ミトコンドリアの数も減ります。

ということは、ミトコンドリアの数を増やし、活性化させることが卵子の質をなるべく低下させないことが妊娠、出産を希望する女性にとって大切ですよね!

卵子の質の改善に期待されるミトコンドリア

ミトコンドリアとは動物や菌類、すべての生物に存在する細胞小器官であり、1つの細胞に数万~数十万個いるといわれています。

食事や呼吸から栄養をとりいれ酸素を合成しATPという活動エネルギーを作りだします。

そのため、細胞の動きはミトコンドリアの質や量により決まっていきます。

このミトコンドリアが妊活と関係しているのはご存知でしょうか。

とある研究結果では、

1、卵子のミトコンドリアが分裂できないと、細胞の塊を作ってしまい上手く働くことができなくなってしまう。

2、老化した卵子と若い卵子を比べると老化した卵子の方がミトコンドリアの分裂が弱くなり1と同じく細胞の塊を形成してしまう。

3、1、2のような塊を持ってしまった卵子は卵子からの分泌が弱まっており、卵子の成熟を支える周囲の環境を十分に活性化できなくなり、卵子の分裂が途中で停止、不妊となることがわかっっている。

これらの結果から、卵子が健康に維持され正常に発育するにはミトコンドリアが適切に働く必要があることがわかりました。

では、どのようなことを行えばミトコンドリアの質や量が高まるのでしょうか。

最近ではサプリやミトコンドリア注入などの治療法もでてきていますが簡単に自分で活性化する方法があります。

その方法とは、体を動かすミトコンドリア体操です!

ミトコンドリア体操とは、有酸素運動と無酸素運動を繰り返し体に負荷をかけミトコンドリアを活性化させます。

腹筋などの筋トレやストレッチの動きなので同時に着床しやすいお腹をつくっていくことができます。

また、褐色脂肪細胞の中にはミトコンドリアが多く存在するといわれています。

褐色脂肪細胞とはダイエットの救世主と呼ばれ、脂肪を消費し熱を発生させる働きをします。

肩甲部や胸部に多いといわれる褐色脂肪細胞を活性化させることもミトコンドリアを働かせる要因につながると思います。

ミトコンドリアはサプリで摂取することが可能ですが、ご自身の体に取り組まれていても活性化させなければ意味がありません。

摂るだけでなく、体を動かしてミトコンドリアが活性することが大事です。

卵子の質にいい食事

【卵子の質をあげたい】

ホルモンバランスを整え、卵子のアンチエイジングを図る食材を選んでいきます。また、女性ホルモンの分泌を促すには、タンパク質やイソフラボン、ビタミンE、ビタミンB6、亜鉛、良質な油などを意識したいです。

タンパク質:サバ、イワシ、肉、チーズ、卵

イソフラボン:納豆、豆腐、味噌

ビタミンE:モロヘイヤ、アボカド、アーモンド、魚卵、煎茶

ビタミンB6:カツオ、マグロ、鮭、レバー、バナナ

亜鉛:牡蠣、しじみ、牛肉、レバー

良質な油:オリーブオイル、ナッツ類、青魚

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卵子は加齢とともに老化します。老化は活性酸素によって起こるといわれています。そこで、抗酸化作用の高い食べ物を紹介します。

ポリフェノール:ブルーベリー、ココア、ぶどう、カカオ

ビタミンE:モロヘイヤ、アボカド、アーモンド、魚卵、煎茶

ビタミンC:赤ピーマン、いちご、レモン、ブロッコリー

カロテン:モロヘイヤ、人参、ほうれん草

リコピン:トマト、すいか

【レスベラトロール】

最近注目の物質、レスべラトロールをご存知ですか??

レスベラトロールとは ポリフェノールの一種で、ブドウの果皮などに含まれる抗酸化物質です。
赤ワインやピーナッツの皮に多く含まれています。

人における試験では血圧が高めの人の血管拡張を改善し、動脈硬化を防ぐこと、脳の血流量を増やして認知症を予防する可能性が報告されています。

また、乳がんや肺がんのリスクを低減させたり、肥満のひとにはカロリー制限をしたのと同じ効果が見られます。

サーチュイン遺伝子=長寿遺伝子、抗老化遺伝子、若返り遺伝子とよばれる運動やカロリー制限によって活性化する遺伝子がレスベラトロールを摂取し続けると、活性化されます。

この遺伝子が活性化する事でミトコンドリアの生成が促進され結果的に卵子の質の改善 につながるといわれています。

卵子の質の低下には年齢・ストレス・酸化などが影響します。
酸化ストレスから身体を守るためのメラトニン。そしてわかがえり遺伝子を活性化するレスベラトロールは、妊活に強い味方となるかもしれません。

閉経の年齢が遅くなる食材とは

女性の閉経年齢の平均は50歳前後といわれいますが今年の4月にイギリスで40歳〜60歳の女性を対象にした閉経年齢の調査の報告によりますと普段の食生活によって閉経の時期が変わるということです。

閉経を12ヵ月以上連続して生理がこなかった状態と定義して、48歳までに閉経した人は25%、49〜51歳が35%、52歳以上が40%を占めていたそうです。

その中で、サケやサバなどの脂質の多い魚や豆類を食べる人は閉経が遅く、食べた量との関係を統計学的にみると、脂質の多い魚を90g/日食べるごとに3.3年豆類を75g/日多く食べるごとに0.9年、閉経が遅くなったそうです。

そして、ほかにもビタミンB6や亜鉛でも遅くなる傾向になるとの報告がある一方で精製されたパスタや米では210g/日多く食べるごとに1.5年閉経が早くなったとの報告です。

食事で閉経年齢を遅らせることができるということは女性ホルモンの分泌低下による更年期障害も遅らせることができて、また生殖年齢の寿命が延びることと同じことだと思われます。

閉経の年齢に関することの報告なのでホルモン分泌、卵子の質などについては分からないのですが多くの女性らしく過ごしたいと思う女性にとっては気になる報告です。

鍼灸治療

鍼灸 みやび鍼灸院

鍼灸による血流改善により卵の質が改善する可能性もあります。

※個人差あり

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