妊娠中のセルフケア
妊娠は女性の心にもからだにも大きな変化をもたらします。
特に妊娠初期には日々変わるからだの変化に、精神的にも不安定になりやすいものです。
妊娠中は普段以上に健康に気を付ける事が必要です。
赤ちゃんが順調に育つためにはお母さんが休息、睡眠、栄養を十分にとり、心身共に健康であることが大切です。
妊娠中の心身の健康と安定にはお灸がより効果的です。
またお灸の良いところは母体だけでなく、胎児の健康維持にも関与し体が丈夫で無駄泣きの少ない子が生まれる事が多いです。
みやび鍼灸院では妊娠中の女性にはカマヤミニを使うセルフケアを指導しています。
お灸を続ける事でお産の短縮、産後の肥立ちを良くする、母乳の出が良くなる、帝王切開も含め出血が少なくなるという報告もあります。
妊娠中におススメのメニュー
当院では妊活中のケアだけでなく、妊娠後のマイナートラブルに対しての治療や、出産前の体づくりの指導も行っております。
お悩みの症状によって施術内容が異なりますので以下を参考にご予約下さい。
治療についての質問等は電話又はお問い合わせページからご連絡下さい。
妊娠中の施術について
・受診の際は必ず主治医の許可をお取りください。
・母子手帳をお持ちください。
・体調が優れない時には予約の変更をお願い致します。
≪鍼とお灸≫
つわりの症状、足のつり、静脈瘤、肩こり、腰痛・恥骨痛
安産灸の指導、お産(経膣分娩、帝王切開)に向けて運動法の指導、
予定日超過、陣痛の促進・痛みの緩和
≪お灸≫
安産灸の指導、逆子、切迫早産の予防
≪マッサージ≫
逆子、安産灸、足のつり、静脈瘤・肩こり、腰痛、恥骨痛
予定日超過、、陣痛を促す、痛みの緩和、お産に向けてのケア
母子手帳の役割
母子手帳とは…
正式には母子健康手帳といい、お母さんと子どもの健康を守るために作成されました。
母子手帳は医療機関で妊娠と診断された後、区役所で妊娠届を提出することでもらえます。(医療機関での配布ではありません。)
赤ちゃんの胎嚢、心拍を確認後、妊娠8週~11週を目安にもらいにいきましょう。
主な内容
*妊婦の基本情報や健康状態、妊娠中の経過の記録
(身長体重、年齢、病気の有無、喫煙飲酒、職場環境、妊婦健診の結果、体重変化など)
*出産の状態、出産後の経過記録
(出産の日時や所要時間、産まれた時の赤ちゃんの身長体重など)
*妊娠中と産後の歯の状態
(虫歯や歯周病の検査結果)
*新生児・乳幼児の経過記録
(保護者の記録、健康診査の結果)
*身長体重発育曲線
*予防接種の記録
このように妊娠中の経過や出産時の状態、小学校に入園するまでの発育状態や予防接種の記録などを一括で管理できます。
子どもの様子や親の気持ちなどの記録にも使用されます。
産科や小児科での診察、歯科検診、予防接種、保健指導などをうける時は必ず持参し、必要に応じて書き入れてもらいましょう。
外出の際にも母子手帳を持ち歩くことで体調不良や急に産気づくなどの状況になっても応急処置に必要な情報がすぐにわかり適切な対応をしてもらうことが出来ます!
みやび鍼灸院では、妊娠中の施術(つわりや肩こり・腰痛、逆子)をうける際には必ず母子手帳をお持ちいただいております。
自分や赤ちゃんの身を守るため、また産後も子どもと小さい頃を振り返り当時の気持ちを忘れないためにも母子手帳は定期的に記入しましょう。
引用:厚生労働省 母子手帳の交付・活用の手引き