1位 葉酸(Folic Acid / 5-MTHF)
- 効果:神経管閉鎖障害の予防(厚労省も推奨)、DNA合成や細胞分裂を助ける
- 妊活で重要な理由:受精卵の分裂、子宮内膜の環境づくりに必須
- 推奨摂取量:400μg/日(妊娠を希望する女性向け)
- 注意:モノグルタミン酸型(合成葉酸)が吸収率高いが、葉酸代謝酵素に遺伝的多型がある人は「活性型葉酸(5-MTHF)」が安心
2位 ビタミンD
- 効果:排卵・受精・着床をサポート、免疫バランス調整
- 妊活で重要な理由:ビタミンD不足は流産率上昇や着床不全と関連あり
- 推奨摂取量:25〜50μg/日(1000〜2000IU目安)
- 注意:血中濃度を測定して不足を確認すると安心
3位 鉄分(Iron)
- 効果:貧血予防、子宮内膜への血流改善
- 妊活で重要な理由:貧血は着床環境の悪化や排卵障害につながる
- 推奨摂取量:妊活〜妊娠初期は 8〜10mg/日(妊娠後期はさらに増)
- 注意:胃に負担がある場合は「ヘム鉄」がおすすめ
4位 オメガ3脂肪酸(DHA/EPA)
- 効果:卵子や精子の細胞膜を柔らかく保ち、炎症を抑える
- 妊活で重要な理由:血流改善 → 卵巣・子宮環境をサポート
- 推奨摂取量:1g/日程度(魚が苦手ならサプリで)
5位 ラクトフェリン
- 効果:免疫調整、子宮内環境改善
- 妊活で重要な理由:慢性子宮内膜炎の改善、着床率向上の報告あり
- 注意:腸内環境にも良い影響が期待できる
6位 プテロスチルベ(Pterostilbene)/レスベラトロール
- 効果:強力な抗酸化作用、卵子の老化予防の可能性
- 妊活で重要な理由:酸化ストレスから卵子・精子を守る
- 注意:人での臨床データは少なく、補助的に取り入れるのが現実的
7位 コエンザイムQ10(CoQ10/ユビキノール)
- 効果:ミトコンドリアを活性化、卵子のエネルギー産生を助ける
- 妊活で重要な理由:卵子の質改善、特に40歳前後の方に有効性が示唆
💡まとめ
- 妊活にとって大切なのは、まず 葉酸・ビタミンD・鉄分。
- そこに余裕があれば オメガ3やラクトフェリン、さらに必要に応じて CoQ10やプテロスチルベをプラスしてみましょう。
- サプリはあくまで補助。食事・睡眠・ストレスケア・そして鍼灸による体質改善とあわせて取り入れることで、より妊娠しやすい体づくりにつながります。