パッチ鍼(置き針)の効能とは。

パッチ鍼(置き針)

パッチ鍼とはどんなもの?

パッチ鍼(円皮鍼)とは、治療で使用している鍼とは異なり丸いシールの真ん中に小さな鍼がついており皮膚に貼るだけで効果が期待されます。
パッチ鍼は長さが短いですが刺さる部分があり、使用することでごく浅いところに鍼が刺さったままの状態を維持することができます。
鍼治療の効果を得ながら作業できるので手軽に行うことができます。


貼るだけでどんな効果があるの?

肩こりや腰痛などコリができている筋肉に直接働きかけ、自然治癒力によって血流をよくし改善がみられます。
また、ツボを選択し刺激することで血行がよくなりホルモンバランスを整え自律神経やストレスの改善にも効果があります。

妊娠初期のつわり(気持ち悪さ、吐き気、食欲不振、旺盛など)症状の軽減にも効果があり、仕事しながらでも手軽に行えとても人気があります。

最近では美容鍼灸の分野でも活躍しているパッチ鍼。顔の皮膚は繊細で、かつ毛細血管がたくさん通っている部分なので鍼灸治療で痛みを感じやすかったり、内出血が起こる可能性もあります。
しかし、パッチ鍼を使用することで痛みも少なく内出血のリスクはありません。
マスクをした状態であれば、ほうれい線を目立たなくさせるツボやたるみなどのツボ、鼻づまりや眼精疲労などのツボにも使用できます。


使用期限は?

シールで粘着力もありますのでつけっぱなしにしてしますと皮膚がかぶれてしまいます!
衛生面を考え1日1枚貼り替えてください。

パッチ鍼の痛みは?

パッチ鍼の種類にもよりますが、痛みはほとんどありません。鍼が苦手な方にもおすすめです。
是非一度お試しくださいね。


使用方法

1、無菌維持された個別の包装のケース1つを取りはずします。
2、シール紙をおはがし下さい。
3、カートリッジを山折りにし指ではさみ、テープと共に扇形のシートをつまみあげてください
4、貼り付ける場所を市販のアルコール綿などで拭き取り扇形のシートのついた状態で皮膚に貼付てください。
5、張り付けた後、残っている扇形のシートを外し、上から軽く押さえて確実に刺入してください。
6、入っていたケースなどは可燃ごみに捨ててください。

パッチ鍼の注意事項

*肌に傷や湿疹がある所、目の周囲、粘膜部分には使用しないでください。
*一度に使うのは4本までにして下さい。
*貼り直しはしないでください。一度貼ったものを貼り直すと、テープが剥がれやすくなります。
*鍼を貼った場所が赤くなったり、かゆいなどの反応がある場合は鍼灸師にご相談下さい。
*入浴時は鍼を外し、入浴後改めて新しい鍼を貼ってください。
*貼り付け時間は24時間以内になるようにしてください。
*乳幼児には使用しないでください。
*貼った場所を掻かれたりしますと、雑菌が入り化膿する事があります。
*この鍼に使用しているテープは、お灸の温度に耐えません。鍼の上にお灸はしないでください。

パッチ鍼の保管・廃棄について

*水濡れ、直射日光、高温多湿、を避けて保管して下さい。
*乳幼児の手の届かない所に保管して下さい。
*使用期限を過ぎた鍼は使用しないで下さい。
*廃棄する際には、お住まいの市町村・自治体の区分に従って廃棄してください。

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