体のだるさや頭痛の原因は”むくみ”かも…。むくみの原因を取り除き心も体もスッキリしよう! – みやび鍼灸院(不妊鍼灸・着床鍼)新宿 体のだるさや頭痛の原因は”むくみ”かも…。むくみの原因を取り除き心も体もスッキリしよう! – みやび鍼灸院(不妊鍼灸・着床鍼)新宿

Blog

ブログ

体のだるさや頭痛の原因は”むくみ”かも…。むくみの原因を取り除き心も体もスッキリしよう!

体のだるさや頭痛の原因は”むくみ”かも…。むくみの原因を取り除き心も体もスッキリしよう!

東洋医学からみる浮腫(むくみ)

心臓病、腎臓病、肝臓、妊娠中毒症、薬物の副作用などで体のむくみを感じることはありますが、一般の食事の不摂生や生活習慣でもむくみやすいことがあります。
体内の水分の貯蓄量が多すぎて皮下にあふれ、顔や瞼、手足以外にも全身がむくむものもあります。

湿度とむくみ

日本の梅雨は湿度が高いため、ジメジメして嫌ですね。

湿度が高くじめじめして気持ち悪い…そんな時にはコンビニや自動販売機などで冷たく甘い飲料物が気軽に手に入ります。
高温多湿長きに体外への発汗、発散が低下し体内には生冷物がどんどん入れられると、体はどんどん水浸し状態になってしまいます。
こうした外気の湿気が身体に入って浮腫んだり、重だるくなったり、頭痛を感じたり、湿疹が出たりと変調をきたした状態を東洋医学では「痰湿(たんしつ)」と言います。

身体の中には多くの水分がありますが、外気の湿気(水分)も吸収してしまうため、身体の中の水分量が多くなってしまい水浸しの状態になってしまいます。

これが軽い状態を湿と言い、下肢の浮腫みなどに見られます。
重い状態になると、痰と言われ文字通りの痰(固形)として現れたりします。

東洋医学からみた”むくみ”とは

東洋医学の知恵でからだの巡りを良くして、むくみにサヨナラ!!

*肺(はい)脾(ひ)腎(じん)は3つのモーター

東洋医学では、水を動かすモーターは3つあると考えます。それが、肺・脾・腎です。
もちろん、西洋医学でいう肺・脾臓・腎臓とはちがいます。
東洋医学の言葉は「機能」に付けられた名称です。

「肺」は、皮膚表面の毛穴の開閉を行い、汗などの水分調節を行います。

「脾」は、食べ物を消化、吸収し全身に栄養を巡らせます。

「腎」は、余分な水分を尿にして排出します。

これらが、梅雨の時期になると身体の中の水分調節をうまくコントロール出来なくなり、むくみや身体のだるさ等の不調を起こしてしまうのです。

特に、脾のはたらきが悪くなると他の臓腑への影響も出てきますので、この時季の暴飲暴食や水分、冷たい物の摂り過ぎなどにはお気を付けください。


*体がだるい!重い!の不調にはこの食材がオススメ

梅雨時期は大気と同じようにカラダの水分は飽和状態、水分により冷えたカラダは体調不良が起きやすくなりがちです。
そんな時は水はけのよい体になるように、水分を排出させる小豆・冬瓜・トウモロコシのひげ茶や、気の巡りがよくなる大葉やミョウガなど、香りのあるものや香辛料を食生活に活用してみましょう!

そして、この時期起こりやすい「むくみ」や「湿疹」に特にオススメしたいのが「ハトムギ」です。

ハトムギは別名ヨクイニン(薏苡仁)と言われ、漢方薬として肌トラブルなどに使われているものです。
お米売り場などで買うことができ、茹でて冷凍しておくとスープやサラダに加えて手軽に摂取できるので便利です。ハトムギ茶もいいですね。

*生理前後に起こるむくみ

むくみは脾と腎に関係が深く、それは生理前後も同じです。

生理前はさらに水質の運化をする脾の働きが悪くなって、水質が有余となり、利尿する腎の働きも悪くなって水湿があまり、皮膚にあふれてくむくみやすくなります。
他にはストレスがあると気が停滞し血の巡りが悪くなり、月経開始のころにさらに気のめぐりが悪くなります。
気のめぐりが悪くなることを気滞といいます。
その気滞が火を傷めて脾の水湿運化の働きを悪くさせることによって、皮膚にあふれてきてむくみにつながります。

~おばあちゃんの知恵袋~

日本にはむくんだ時の民間療法があります。まさにおばあちゃんの知恵袋的な奴です。

①小豆を煮て(なるべく砂糖を使わず塩も少量で)食べる
あずきは利水除湿の作用があり、むくみ以外にも母乳の分泌不足に効果があるといわれています。

②トウモロコシの毛を煎じて飲む
とうもろこしのひげ茶としても知られるとうもろこしの毛ですね。
新大久保や韓国ではよく見かけます。

③キササゲを煎じて飲む

キササゲとはなにか?

冬になるとささげのような豆の長いのが枝についている木なのですが、スーパーとかでなく、漢方などとして薬局で売られていることが多いようです。

④すぎなを煎じて飲む
すぎなは土筆が生えてくる草です。
栄養茎をスギナ、胞子茎をツクシ(土筆)と呼ぶそうです。
都内では手に入る難易度が高めかもしれません。

⑤スイカを食べる

スイカは熱を下げ、利尿作用がアップする作用がありますので、夏のむくみにはお勧めです。
スイカは血糖値が上がりやすいので食べ過ぎには注意しましょう。

⑥彼岸花の根をすってごま油と小麦粉で練り、足のつち踏まずに貼る

彼岸花の根っこでなくても、脚のむくみすっきりシートなどを代用してもいいかなと思います。

むくみにおススメのツボ

★承山(しょうざん)

承山は、ふくらはぎの真ん中にあるツボです。場所としては、アキレス腱とふくらはぎの筋肉の境目のところに位置します。
少し足首を動かしてふくらはぎの筋肉を動かしてみると、境目がわかりやすくなります。
足首を動かした時にでるWのような形の境目の真ん中にとるツボです。

こむら返りのときや足が疲れた時にも効果的なツボです。

★足三里(あしさんり)

足三里は、足の外側、膝の少し下にあるツボです。
詳しい場所は、膝のお皿の下にある外側のくぼみから指4本分下に触れたときにある少しへこんだ所です。
こちらは松尾芭蕉の「奥の細道」にも登場する、大変有名な「養生のツボ」です。
このツボは疲れてる時にも良いですが、日頃からのケアに使う事でこむら返りの予防になります。

★陽陵泉(ようりょうせん)

陽陵泉は、膝の外側のとび出した骨のすぐ下のへこんでいるところにとります。
こちらは膝の痛み、こむら返りなど筋肉の引きつりを緩和するツボです。
毎日足をマッサージするのは大変ですが、ツボを押したりお灸をしたりするのは少ない労力で行うことができます。
はじめは効果が感じにくいかもしれませんが、続ける事で効果が実感できます。
ピンポイントで効率よくケアする事で足スッキリの毎日の手助けになります。

どのツボも妊活中の方、妊娠中の方も安全に使用していただけるツボです。
ツボ押しやお灸、ホットタオルなどで刺激してみてください。

不妊症・妊婦施術は女性専門 みやび鍼灸院|東京都新宿区 (miyabi-shinkyu.com)

Contact お問い合わせ

facebook Instagram Line Twitter

※施術中は電話を受け取ることができないことがありますので、電話がつながらないときは
留守番電話にお名前とメッセージをお願いいたします。折り返しご連絡いたします。