妊活中や妊娠中の風邪の対処法。体の症状を理解し、症状にあった対処法をみつけよう – みやび鍼灸院(不妊鍼灸・着床鍼)新宿 妊活中や妊娠中の風邪の対処法。体の症状を理解し、症状にあった対処法をみつけよう – みやび鍼灸院(不妊鍼灸・着床鍼)新宿

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妊活中や妊娠中の風邪の対処法。体の症状を理解し、症状にあった対処法をみつけよう

妊活中や妊娠中の風邪の対処法。体の症状を理解し、症状にあった対処法をみつけよう

日中はまだまだ夏と変わらず暑い日もありますが、日が落ちるのもはやくなり、朝晩はすっかり過ごしやすくなりました。秋はすぐそこまできているようですね。

季節の変わり目のこの時期は毎年体調を崩されるかたが多く見受けられます。

新型コロナウイルスもウイルスがなくなったわけではありません。
また新たな型も発見されましたね。

特に妊娠中の女性は妊娠後期にコロナウイルスに感染すると、早産率が高まり、妊婦本人も一部は重症化することが報告されております。
また、 高年齢での妊娠、肥満、高血圧、糖尿病などが新型コロナウイルス感染症の重症化のリスク因子であるという報告もあり、このような背景を持つ妊婦の方は、特に人混みを避ける、こまめに手を洗うなど感染予防に注意をしてください。
参照:厚生労働省 新型コロナウイルス感染症~妊婦の方々へ~
000630978.pdf (mhlw.go.jp)


妊活中や妊娠中の風邪対処法!

タイミング法や採卵・移植周期を控えている方はなるべく風邪薬などは控えたいところですね。
しかし、この時期の風邪は熱や咳、鼻水の症状が長引く…なんてことも。
風邪の対処はひきはじめが肝心!家族に体調不良の方がいる場合や、体調がいまいちよくない場合には早めに対処していきましょう。


外邪とは。種類・対処法

東洋医学の考えでは、体内へ入り込む悪いもの(外邪)には六種類のタイプがあります。
どれも気候に関わっていて、その変調から異常が発生して外邪へと変化していくと言われています。

1,風邪(ふうじゃ)
この風邪は急性の症状が多く、風のように急激に発生します。
残りの邪気を引き連れて体内へ入り込むと言われており、その発症は突然です。
悪寒や発熱、頭痛などの一般的な風邪の症状は風邪 に分類されます。

風邪は「風門(ふうもん)」とよばれるツボから体に入ると言われています。
体がぞくぞくしている時やなんとなく頭に痛みを感じる時には風門にお灸を据えましょう。

風門:
下を向いたときに、首の裏側の一番出っ張る骨(第七頸椎棘突起)を探しましょう。出っ張っている骨から背骨の突起を2つ下にいき、その左右外側の指2本分の位置が風門です。
自分ではお灸をしたり押したりするのが少し難しい場所なので家族の方に手伝ってもらってくださいね。

大椎:
首を下に向けた時に出っ張る骨(第七頸椎棘突起)のすぐ下のくぼみの大椎のお灸もおすすめです。

2,寒邪(かんじゃ)
寒邪は臓腑にそのまま入り込むといわれていて、冷気から痛みが生じます。
津液や気の循環が滞り、体は冷却されてしまいます。
悪寒、四肢の冷えなどが主な症状です。
冬に多いものですが、近年では夏のクーラーなどから寒邪を取り込んでしまうこともあります。
寒いところでは気を付けて過ごしたいところですね。

寒邪に対しては体をあたためるツボがおすすめです。

太渓:
内くるぶしの一番高いところ(頂点)と、アキレス腱の間のくぼみ
妊活や婦人科で通院されている方にはお灸の指導をおこなっているツボでもあります。
太渓をあたためることで体全体が温まり寒邪を体の外にだします。

太渓や、お腹周りの関元や天枢などのツボには火を使わないお灸などでじっくりあたためるとより効果が発揮します。

3,暑邪(しょじゃ)
暑邪は発汗が過剰になって体温が上昇します。
津液の消費が過剰になり、顔面紅潮や熱が体にこもっている状態のことをいいます。
暑邪は夏にみられることが多く、気力や水分を消耗させていきます。
動悸やイライラ、不眠などのこの暑邪が原因かもしれません。
暑邪に対しての対処法は熱を下げる、体から逃がすことが重要です。

合谷:
親指と人差し指の谷間で人差し指に向かって押すと強い痛みがあるところ

太衝:
足の第2趾(人指し指)と第3趾(中指)が交差するところの前の少し凹んだところ

合谷や大衝は押すとやや痛みがあります。
お灸もいいのですが熱が体にこもっているばあいには置き針で刺激をしてあげるといいですね!

4,湿邪(しつじゃ)
湿邪は疾患自体が滞り、難治性となります。
津液や気の巡りは悪化し、湿気が体内に蓄積します。めまい、むくみや重だるさの症状はこの湿邪が原因です。
湿邪は長く体に居座る傾向があり、症状が長引きます。
普段から代謝の悪い人は発汗や利尿を意識するといいでしょう。

豊隆:
すねの少し外側で膝と足首のちょうど中間くらいの高さにあり、筋肉が盛り上がったところ
筋肉がついている部分なので少し強めにおしてあげましょう。

またツボを押した際に皮膚の凹みが残っている人はむくみが強くでている状態です。
ボディオイルやクリームを使って下肢全体をマッサージでながしていきましょう。

5,燥邪(そうじゃ)
燥邪は喘息や咳、粘着性の高い痰が特長です。
これは乾燥に肺が耐性を持っていないためで、津液を消費し、肌も身体も乾燥を示します。
体内が乾燥すると免疫力も落ちてきてほかの病をもらってきやすい状態になってしまいます。

肺兪:
首を下に向けたときに出っ張る骨(第七頸椎棘突起)から下に向かい、3つ目と4つ目の背骨の出っ張りの間から1寸5分(指1本半ほど)外側のところ

尺沢:
手のひらを上にして腕をのばしヒジの曲がりジワの中央やや外側にあるくぼみ

ツボだけでなく肺の状態を整えるためにも、ホットタオルなどで肩甲骨の間を温めていきましょう。
加湿器を使用し部屋の状態も管理していきましょう。

6,火邪(かじゃ)
火邪は出血傾向を認めますが、これは脈絡へ熱が入り込んだためと考えられます。
痙攣のほか、目の充血などの炎症症状、鼻血・吐血・血便などの出血の症状もみられ、気や津液を消耗します。
わかりやすい状態ですと熱中症が当てはまります。

内庭:
足背の第2・第3足趾間でみずかきのところ

少し強めに押してみたり、置き針などでツボを刺激してあげるといいですね。
暑い季節に見らせますが、年々残暑までもがとても暑く感じます。
特にこの9月も油断せずお過ごしください。

予約  https://liff.line.me/1661382187-R6DNWBZN?liff_id=1661382187-R6DNWBZN&is=mIXQWTIjfd




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