逆子のツボ・お灸施術ご希望の方へ
逆子のツボ・お灸施術には担当医師の同意が必要です。
担当医師の同意が得られましたら、できるだけ早めにご連絡下さい。
予約が取れない場合は、直接お電話下さい。03-6887-2522まで!
分からないことがありましたら、気軽にご質問、ご連絡お願い致します。
また、逆子が治った方は、治りましたとご連絡下さい。
再度逆子にならないように施術・指導致します。
*効果には個人差があります。
逆子(骨盤位)とは
妊娠中期まで、赤ちゃんはお母さんのお腹の中で自由に動き回り、半分くらいが逆子であるとも言われています。
妊娠後期には、赤ちゃんの頭がおおきくなり、重力に従って重い頭が自然に下向きになっていきます。 28週を過ぎた頃に頭の向きが下にない場合に逆子と診断されます。
逆子の危険性
逆子になると、母親の身体と赤ちゃんを結ぶへその緒が頭より先に出てしまう危険があります。
この時、へその緒が産道に挟まり、赤ちゃんの脳への血液循環が悪くなってしまうと、赤ちゃんは危険な状態に陥りやすくなります。
この為、産院では分娩の際にこの逆子を認める場合は、そのほとんどが帝王切開を選択しています。
逆子になる原因
妊婦側の原因がある場合
妊婦の下腹部が冷えているため、胎児が頭を置くべき位置が快適でないので逆子になっている。
妊婦の呼吸が浅いため、胎児が頭を「みぞおち」に置いても平気なので、逆子になっている。
妊婦の子宮周りが緊張して胎児の動きが制限されているため、逆子の状態を反転できない。
妊婦の左横腹に胎児が背中をもたれかけ、右横腹に顔を向けた姿勢で安定している逆子が多い。
胎児に関係がある場合〔未熟児・奇形・多胎/双子以上など)
- 羊水過多あるいは過小による逆子
羊水とは、赤ちゃんを包みこむように満たされた母胎内の水分です。外界からの衝撃や体温を一定の状態に保っています。
- 前置胎盤による逆子
前置胎盤とは、胎盤全体もしくはその一部が子宮口をおおう位置にある状態の事です。出産時に胎盤の大部分が剥がれ落ちた場合、大出血を引き起こす危険を伴います。
子宮の奇形及び骨盤内に腫瘍を認める場合〔子宮筋腫、卵巣嚢腫)
- 子宮及び腹壁弛緩による逆子
- へその緒の過長による逆子
等が挙げられます。
逆子の分類
■単殿位
赤ちゃんのお尻が下になり、かつ足が上向きになっている状態です。
逆子の中でも一番多いです。
■複殿位
赤ちゃんのお尻が下になり、膝が曲がっている状態です。
両膝を抱えるようにして、体育座りのような状態を全複殿位。
片膝のみが曲がっていて、片方の足が上に上がっていれば不全複殿位と言います。
■膝位
赤ちゃんの両膝または片膝が曲がっていて、その膝が下を向いている状態です。
■足位
赤ちゃんの足が伸びていて、ちょうど赤ちゃんがお腹の中で立っているような状態です。
この内、単殿位の状態や複殿位の逆子状態であれば、自然分娩が可能な場合もありますが、出産にあたっては、起こりえるリスクを最小限にする為、やはり帝王切開の選択を取ることも多いようです。
逆子のツボ・灸施術
骨盤位・横位・斜位などの逆子のことを東洋医学では「胎位異常」または「胎位不正」といいます。
逆子のお灸の効果は子宮内の子宮内の血流を良くして、胎動を増加させ回りやすくしていきます。
また、陰陽のバランスを整え赤ちゃんが正しい位置にいられるように保持する作用があります。
逆子に関係するものとしては、「任脉」「衝脉」「腎」「肝」「脾」という経絡や臓腑が考えられます。 これら経絡を巡る気血の過不足を鍼灸で整える事と、昔から逆子の特効穴として使われているツボにお灸施術をしていきます。
灸施術で治す逆子・逆子に効くつぼ
「腎」「肝」「脾」の三本の経絡が交差する「三陰交」というツボは、子宮を巡る気血循環に大きく作用と、子宮の緊張を弛める作用もあります。
また、安産のお灸としても知られています。
さらに足の小指末端にある「至陰」というツボは「腎」に関わりが深く、また陰と陽の境目にあるというツボの特性から、逆子の状態の上下の逆転した赤ちゃんの頭を正常な位置に矯正する作用があります。
いずれもお灸がよく効きます。はやく逆子を治すために、自宅でもお灸をしていただきます。 また、逆子が治った後も、逆子に戻らないようにお灸施術をつづけるといいでしょう 鍼灸院でのお灸は自宅で行うお灸と異なり、おうちでお灸をやるよりも効果が高いです。 逆子の灸施術は早めに始めた方が治りやすいので、逆子とわかった時点でいらしゃって下さい。
逆子のお灸を受けるにあたって
逆子のお灸を受けたい方は以下のことをご確認のうえご連絡ください。
場合によっては施術を受けられない場合もございますのでご了承ください。
- 医師の許可、確認が取れているかどうか(許可のない場合はお灸ができないこともあります)
- 妊娠中に入院歴がある・安静の指示が出ているかどうか
- 出血の有無
- 服薬の有無
- 週数(赤ちゃんの大きさがわかればお伝えください。あまり大きいと危険を伴うこともあります)
- 新宿駅までの道のりがあまりにも遠い方は出張させていただくことやお断りすることもあります(片道2時間以上など)
再逆子の予防と逆子止め
逆子が治り、ドクターの検診で確定したら必ずお電話かメールでご連絡下さい。(ける場所が変わったなどの自覚症状ではだめです。)
逆子止めや再逆子の防止のためにお灸をしてさらしを巻いていきましょう。
また、いつまでお灸をするべきか、安産の為にできることを教えていきます。
っていきます。
どちらもお灸独特の煙がでますが、ヨモギの葉100%使用したもぐさですのでお母さんにも、赤ちゃんにも安心してうけていただけます。
効果には個人差があります
逆子のお灸治療では回転しづらい要因もあります。
*双角子宮
*子宮筋腫
*羊水過少
*へその緒が短い