不妊鍼灸施術、産後のケア、更年期障害なら女性専門 みやび鍼灸院|東京都新宿区

【女性専門】【完全予約制】の鍼灸施術院です。当日予約もOK!新宿駅西口から徒歩8分と駅近で、お気軽に通っていただけます。

ホームみやび鍼灸院ブログ ≫ 妊婦さん向け情報 ≫

みやび鍼灸院ブログ

貧血

貧血

若いころから貧血の方や、症状はないけど貧血という方など、日本では貧血女子がたくさんいます。

どのくらいいるかというと、ちょっと古いデータですが、2015年の厚生労働省の調査によれば日本人女性の10人に1人は貧血です!
なかでも月経のある女性に絞ると5人に1人が貧血といわれています。

貧血というのは、ふらっとするという症状のことではなく、赤血球の量と質が低下している状態をいいます。
血液検査では赤血球の量だけでなく、ヘモグロビン、ヘマトクリットをしらべます。

また、隠れ貧血という、貧血もあるのをご存知ですか?
潜在性鉄欠乏のことを指し、貧血の予備軍ともいわれています。
貧血はヘモグロビンの値でみますが、この潜在性鉄欠乏は、貯蔵鉄と言って鉄がどれだけ貯蓄されているかをみます。
検査では、フェリチンという項目です。

鉄は全身に酸素を運ぶ大事なミネラルです。
妊娠したら母体だけでなく、胎児にも栄養と酸素を運ぶ為、鉄が必要になります。

ある研究によると妊娠初期から中期にかけて貧血でだった妊婦さんの赤ちゃんは低体重のリスクが1.3倍、早産のリスクは1.2倍になるといわれています。

そのため、妊娠中には貧血状態にならないようにしておかないといけないのですが、
鉄剤を飲み始めてから1~2か月くらいはかかりますし、赤血球が生まれ変わるのには120日、約4か月かかるといわれています。
そのため、妊娠が判明するころに飲み始めるのでは妊娠初期の貧血防止に間に合わなくなってしまいます。

鉄剤においては吐き気や胃の具合が悪くなる副作用があるものが多く、つわりで飲めなくなる場合があります。
先ほど隠れ貧血の時に調べてみてほしいといったフェリチンをしらべて、鉄を貯蔵しておくほうがより安心して妊活できるのではないでしょうか?

妊娠後期においても貧血だと、お産が長引いたり、産後の回復が遅くなるといわれています。

妊娠だけでなく、出産にも大事な役割をしていく鉄!
妊娠する前から鉄が不足しないように是非心がけてください。

 

貧血でなくても、鉄は日本人女性の平均的な食生活では不足気味!

自分の体だけでは問題ないですが、妊娠する、新しい命を育むとなると、鉄を蓄えておいたほうがいいです。

 

鉄は体内でさまざまな役割を担っていますが、その中で大事なのは「 酸素 」です。

 

最も代表的なのは血液中でヘモグロビンを構成して「酸素」を運ぶことに関わっている事。

そして、その酸素を使ってエネルギーをつくるのに補酵素として関わり、

その結果生じる活性酸素の消去に抗酸化酵素の補酵素として関わっていることです。

 

このように酸素運搬や呼吸を助けることから生命活動の根幹に関わるミネラルだと言えます。

 

妊娠すると鉄の必要量が跳ね上がります。まずは、妊娠すると循環血液量が増加し、

それに伴う赤血球の増加により鉄需要が増え、胎児の成長に伴う鉄貯蔵に加えて、

臍帯や胎盤中への鉄貯蔵があるからです。

そのため、厚生労働省の食事摂取基準 では、30〜40代女性の推奨量の11mgに加えて、

妊娠初期には2.5mg、中期、後期には15mgを、それぞれ上乗せしています。

鉄が足りているかどうかを調べるのはヘモグロビン量を測定するのが一般的です。

ところが、妊娠するだけの鉄量のレベルにあるかどうかはそれだけではわかりません。

予備的な鉄、すなわち、貯蔵鉄の量も測定する必要があります。体内の鉄量が低下しても、

酸素の運搬やエネルギーの産生に支障をきたすわけにはいきませんから、貯蔵鉄を切り崩し、ヘモグロビンや酵素に回すからです。

そして、妊娠時の増加分も貯蔵鉄から使われることになりなす。

そのため、健康な妊娠、出産を望む女性は貯蔵鉄に十分な鉄がある状態にしておくことが大切です。

 

一日に必要な鉄分は10mg

女性は生理もあるし、妊娠や授乳、成長期や更年期のホルモンバランスの乱れで貧血になりやすいと言われています。

 

1日に必要な鉄分は約10㎎と言われています。貧血の人は12㎎を目標にすると良いと言われています。

鉄分が不足する鉄欠乏性貧血の場合、鉄分の摂取が必要になります。

鉄分にはレバーやお肉から摂れるヘム鉄と小松菜やほうれん草などから摂れる非ヘム鉄があり、

鉄分の摂取の効率を考えるとヘム鉄は摂取した量の約30%、非ヘム鉄は約7%しか吸収されないと

言われているのでヘム鉄を摂るようにする事が大切だと言われています。

 

どちらの場合も鉄分の吸収率を上げるにはビタミンCが不可欠だといわれています。

タンパク質と一緒に摂ることも良いとされています。

 

また、タンニンは鉄分の吸収を妨げるのでご飯を食べる時に一緒にお茶やコーヒーを飲むは止めた方が良いと言われれいます。

 

鉄分はサプリなどに頼るのも有効だと言われています。

サプリの場合は赤血球の形成に必要なビタミンB12や葉酸も含んだものも良いかもしれません。

 

東洋医学の貧血

貧血は血虚、虚労、萎黄などに分類します。

顔色が悪い、唇やつめの色が薄い、めまい、動機、疲れやすい、不眠、手足の麻痺などが主な症状です。

身体の栄養分である血が不足している状態です。

 

貧血の原因は長期の慢性的な出血のほかに血を生む機能の低下が考えられます。

血や気を作るのは「脾」の働きによります。このことから脾は「気血生化の源」とも呼ばれます。

飲食の不摂生や過度の疲労などによって脾の働きが弱ると気や血が作られず、貧血になります。

穴の不足が続くと肝や腎の機能が損なわれます。

血は本来身体を冷やしたりうるおしたりする陰の作用を持っていますが、血の長期の不足は体を温めるようお働きも損ないます。

 

2018年05月02日 16:08

産後の過ごし方

産後のカラダの変化

無事に赤ちゃんが生まれて安心したのもつかの間、妊娠期間中に大きくなった子宮は収縮し急速に回復していきます。

個人差はありますが6~8週間後には妊娠前の大きさと位置に戻ると言われています。

 

子宮回復の状態は今後の妊娠や女性疾患などにも大きく影響してきます。

分娩時の状況にもよりますが、産後のセルフケアは早めに行う事で回復力をあげます。

今回はベッドの上で簡単に行えるものをいくつか紹介していきますね。

 

1、子宮底部の輪状マッサージ

恥骨とオヘソの間を円を描くようにマッサージしていきます。

子宮筋を刺激し子宮収縮を促進する効果があります。

自分のお腹に触れ子宮回復の状況を理解しながら行うとより効果的です♪

 

2、少しずつ授乳を開始する。

授乳を行うことでオキシトシンが分泌され子宮収縮が早まります。

(個人的な感想ですが、授乳を開始するとお腹がキューっと締め付けられている感覚があります!)

 

3、定期的にトイレへ行く。

会陰切開部が痛い!お腹が痛くなるからトイレに行きたくない!との話しを聞きますが我慢をしてしまうと膀胱・直腸が充満し子宮収縮の妨げになってしまいます。

水分補給をし定期的にトイレへ行きましょう!

 

4、早期離床し産褥体操に取り組む。

体操を行うことで悪露の排出され子宮収縮が促されます。

胎盤や卵膜などの胎児付属物の子宮内遺残、悪露の子宮内滞留、子宮筋腫などの疾患、子宮筋の過度の伸展による疲労

母体の疲労などが原因で子宮収縮が遅れてしまう場合もありますがどの場合でもセルフケアを怠らず続けて行ってくださいね。

 

産褥体操

産褥体操は、通常、産後24時間経ってから開始していきます。

異常分娩、出血が多かった人や貧血ぎみの人は医師に相談してから始めるようにしてください。

また帝王切開後の産褥体操もありますので次回ご紹介していきますね。

 

 

~産褥体操~

産後1日目

仰向けになり、かかとを床につけた状態で両足のつま先を伸ばしたり反らしたり伸ばしたり反らしたりする。

 

産後2日目

仰向けになり左右に広げた両腕をゆっくりと体の中央まで上げて両手をあわせる。

だんだん早くしながら5回行う。

 

産後3日目

仰向けになりお腹に手をあて、顎を胸につけるよう頭だけを持ち上げる動作を5回繰り返す。

体に負担がなければ、足首を押さえてもらって腹筋運動を5回行う。

 

産後4日目

その1

仰向けになり両膝をたてた状態から、おしりを持ち上げ、

腰から背中までがまっすぐ伸びるようにする。

そのあと、ゆっくりと元に戻す。これを3回繰り返す。

 

その2

仰向けになり両手を腰にあて腰を45度くらいにひねる。

1~2秒で元に戻す。反対側にも同様にひねる。

左右5回ずつ行う。

 

 

産後5日目

仰向けになり両手を少し開きぎみにして体を支え、片足ずつ、直角になるまで真上にあげる。

次に、両足一緒に直角になるまであげる。

会陰切開をした人は抜糸の翌日以降医師の許可のもとで行ってください。

 

日にちはあくまでも目安です。

産褥期は妊娠・分娩による影響が母体に残っている状況であり、異常やマイナートラブルが起こりやすい時期になります。

小さな変化であっても医師に相談し無理のないような生活をこころがけてください。

 

産後の過ごし方

妊娠・出産は病気ではないといわれますが女性にとっての大仕事であり心身へのダメージは計りしれません。

産前産後の養生をおろそかにしていると体のバランスが乱れたままとなってしまいます。

女性は妊娠・出産を機に輝けるチャンスが訪れます。養生の考え方とケアを知って妊娠前よりも心と体が整った状態を目指しましょう。

 

養生法1 目を使いすぎないように意識する

「養生する」とは体を休めること。当然ですが、”目”も体の一部です。目を休めることから産後の養生が始まります。

体を休めているつもりでも、テレビやパソコン、スマホで目を使っているとこれらが養生を妨げる原因となります。

出産は内臓にもかなりの負担がかかり、特にお産が大変だった時には肝臓や腎臓の負担も大きいので体も疲れやすい状態になります。

加えて目を使い過ぎると交感神経が緊張してきます。産後のケアをしているのに頭痛や肩コリが取れない、些細な事にイライラするという人は目を休ませてみてください。

簡単なセルフケアとしては蒸しタオルの温湿布を目にあて温める事。また、目の充血には市販のローズ水をコットンにつけて冷やすといいです。

 

養生法2 人に気を使わない

「周りに助けをお願いするくらいなら自分でやったほうが早い…」は勘違い!

人に頼ることにストレスを感じていては産後の肥立ちは悪くなるばかりです。

現代社会では周りにものを頼めない人が増えています。女性が自立して働く社会の中でこれまでさまざまなことを自分の力で乗り越えてきたのでしょう。

そのため産前産後も自分の力で何とかできると思っているかもしれませんがそうはいきません。

重い荷物を持ち上げるだけでも骨盤が不安定なため苦労します。また、握力も弱まり上手く握ることもできません。

この時ばかりは気兼ねなく家族や夫に援助を求めて養生に専念しましょう。

出産での女性ホルモンの変動は誰もが体験します。人によっては甲状腺ホルモンにも影響がでるようです。

そうすると忘れっぽくなったり感情のコントロールができなくなることが起こります。そばにいる人が「大丈夫だよ」と優しく包んであげて下さい。

 

養生法3 周りのサポートを感謝して受け取る

インドや韓国では「産後の女性を娘の状態に戻す」という習慣があるといいます。気兼なくくつろげる環境を作って養生させるということでしょうか。

これには周りの協力が必要なのですが、実は援助を受ける本人の気持ちの準備も必要です。

東洋医学で「心身一如(しんしんいちにょ)」という言葉があるように心と体はつながっていて体の状態は心に表れ心を正せば身体も回復します。

愚痴もたまにははかないと体に悪いですが、はきすぎてしまうと逆に体調を崩します。産後は長い人生の中でたくさんの助けをもらう時です。

一つの助けを感謝しながら受け取り、自分のためにも「ありがとう」の言葉を添えましょう。

 

養生法4 眠りたい時にできるだけ眠る

産後一カ月は母乳分泌状態を整える事、赤ちゃんの体重を順調に増やすために一定の授乳間隔は必要ですが、ぐっすり眠れたのであれば、うっかり長寝をすることがあっても、きちんと寝ることの方が大切です。

眠くなった時に眠るという事は何よりも幸せで、その時の睡眠は質がよいようです。

どんなに眠れない人でも24時間の中で「今なら眠れる」と感じる時があるはずです。そのタイミングを逃さないことがポイントです。

体は疲れているはずなのに眠れないのであれば、呼吸法やヨガをして体を緩めてみるといいでしょう。季節を問わず、首まわりをタオルなどで覆って冷えないようにしておくと眠りやすくります。

 

養生法5 消化と排泄のよいものを食べる

産後はイライラや体の緊張、赤ちゃんが泣きやまないなど睡眠不足になってしまう条件がそろっています。眠れないだけでも消化機能が低下するのにそこに疲労が重なって…。言うならば、産後は消化機能が低下した”病み上がり”状態。そのため消化のよい食事で内臓への負担をできるだけ軽くすることが大切です。

「消化のいいもの」は大きく3つあります。

1つめは温かいもの(できたてのもの)、2つめは汁物、3つめは発酵調味料です。

つまり一汁三菜は、床上げ3週間の献立にピッタリなのです。炊きたてのごはんは代謝を上げて体を温めてくれるので消化力が落ちている時こそ食べましょう。

西洋医学的に推奨する一日30品目にも及びませんが、消化力が落ちているこの時期は多くの栄養を摂取して腸に負担がかかると便秘や下痢になりかねません。

ただ、お産での出血がひどかったり体力を消耗した人には動物性の栄養素も補う必要があります。その場合はだしに鰹節やニボシなどを使いシジミやチキンなどのエキスで補うといいでしょう。

 

養生法6 冷えは大敵!体を冷やさない

妊娠前・妊娠中は温めていたけど出産後は手をぬいていました…。そうおっしゃるかたは多いのではないでしょうか。

体が冷えると内臓の機能は低下します。心にも影響してきてちょっとしたことに不満を感じることがあります。

手足が冷えている場合は足湯やストレッチを行い、温かさを感じる腹巻は季節を問わずおすすめです。

また、オイルマッサージなど心地よくなるケアをしてみて下さい。

 

養生法7 心地よいケアと運動をする

出産後にまず気になるのが傷口ですね。ケアと運動で痛みの患部を修復し心と体の心地よさを取り戻しましょう。

人は心地よさを感じた時に副交感神経が優位になって筋肉が緩み、 逆に痛みを感じると神経が過敏になり、交感神経を優位にさせて筋肉がこわばってしまいます。そのため、スムーズに体を回復させるためにも特に出産直後は会陰や帝王切開後の痛みを緩和するケアが大切です。

ほとんどの会陰の痛みは、患部の傷の乾燥を防いで傷口をオイルなどで潤わせ、座浴などを試み、血流をよくすることで和らぎます。しかし、中には傷口がふさがっているにもかかわらず痛む場合があります。その場合の痛みの原因は頭の緊張と関係しています。体と心の疲労が強く眠れていない人は特に自覚するようです。

その場合はリラックスを促す呼吸法、リンパマッサージ、首と肩の緊張を緩め頭に上って滞った気の流れをうながしてみましょう。

 

 

2018年04月17日 16:04

葉酸が妊婦に与える影響

葉酸

葉酸はビタミンB群の一つです。葉酸 の摂取は少な過ぎても多過ぎてもいけません。緑黄色野菜に多く含まれています。

葉酸は水溶性のビタミンB群で、名前の通り、葉物野菜全般、海藻類などの植物性食品、レバーなどの動物性食品にも豊富に含まれます。

枝豆は、熱を加えても葉酸が減少する割合が少なく、手軽に摂取することが出来るのでお勧めですよ(^○^)

 

そして、妊活中・妊娠中を通してとても重要な栄養素なのです!!!

 

葉酸が不足すると出生児の神経管閉鎖障害という先天異常 の発症リスクが高まるため

厚生労働省 は妊娠前 から妊娠13週 迄、1日400μgの葉酸をサプリメントで補充するように言っています。

葉酸

葉酸には妊娠、出産 において4つの重要な働きがあります。

【1】核(DNA)の合成

【2】出生児の神経管閉鎖障害の発症リスクを低くする

【3】遺伝子発現のコントロール

【4】悪玉アミノ酸の変換

 

葉酸はアミノ酸の代謝に関わっていて、葉酸が足りないと悪玉アミノ酸のホモシステイン濃度が上昇します。

妊娠においては母親 になる女性と胎児の細胞分裂が増加しますのでDNAの合成に不可欠な葉酸の必要量、重要性は増加します。

逆にホモシステインは胚や胎児の成育に悪影響を及ぼします。

そのため、葉酸が不足すると細胞が正常に分裂増殖できなくなったり、胚質 卵子の質 が低くなったり、胎児の成長 が阻害されたりするリスクが高まるのです。

 

さらに、葉酸の摂取量 は遺伝子の発現のコントロールに関わっているため、

葉酸が子宮 内で不足したり、過剰になったりすると、胎児 の遺伝子の発現に影響を及ぼし、子どもの出生後の体質 が左右されるようになります。

このように、葉酸は遺伝子の働き を調節する仕組みにも関与する栄養素 としても注目されています。

つまり、葉酸は少な過ぎても、多過ぎてもよくないということです。

妊娠前 から取ってもらいたい葉酸ですが、正しく摂取するように心がけてくださいね。

また、葉酸はDNAだけでなく造血作用があり、子宮内膜が強化されて着床率があがります。

 

妊娠中に葉酸を摂取すると、胎児が神経管閉鎖障害を起こすリスクを下げ、胎児の口唇・口蓋裂や先天性心疾患を減らします。

神経管閉鎖障害とは、脳や脊髄などの中枢神経の元になる「神経管」の一部が塞がり、脳や脊髄が正常に機能しなくなる疾患です。

 

厚生省は、妊娠前から妊娠中にかけて1日0,4mgの葉酸を摂取する事推奨しています。
ただ、ここで注意しなければならないのは、厚生省が推奨しているのは吸収率が高い合成葉酸であることです。

~天然葉酸と合成葉酸~
葉酸には天然葉酸と合成葉酸があります。
天然葉酸とは、食品の中に含まれる葉酸のことで、ポリグルタミン酸型葉酸と呼ばれます。
ポリグルタミン酸型は複数の葉酸が結合しているため、吸収する為にはバラバラにする必要があります。
その過程で葉酸が破壊されるので、吸収率が約50%と低くなります。
合成葉酸とは、サプリメントに含まれる葉酸のことで、モノグルタミン酸型葉酸と呼ばれます。
モノグルタミン酸型は、葉酸がそれぞれ独立しているため、バラバラにする必要がなく、吸収率が約85%と高くなります。

このような合成葉酸の吸収率の高さから考えると、妊活中・妊娠中は葉酸はサプリメントから摂取するのが合理的と言えますね。

石油から作られる葉酸=合成葉酸と考えて、不安になる方がいるかもしれません。
しかし、生成過程で石油を使用しているだけであり、石油の成分がふくまれているわけではないので、安心してください(^^♪

 

DHA・EPA

最近、ハーバード大学の研究で妊娠初期と中期の血中DHA・EPAの低濃度は①早産のリスク要因になり得るという結果が報告されました。
DHAやEPAは魚油に豊富に含まれるオメガ3脂肪酸に属する②必須脂肪酸です。

 

必須脂肪酸とは、体内でつくることができません。そのため、食事の内容によっては不足してしまう可能性があります。

具体的には、魚をあまり食べない方、精製食品や加工食品が多い方は、必然的にオメガ3脂肪酸が不足しやすくなり、

妊娠、出産を見据えて食生活を見直したほうがよいかもしれません。

 

①早産とは。
早産とは正期産(妊娠37週0日~妊娠41週6日まで)以前の出生のことをいい、日本では妊娠22週0日~妊娠36週6日までの出産を早産とされています。

 

②脂肪酸について。

脂肪酸とは脂質を構成する成分のことで、食品の脂肪の9割が脂肪酸でできています。

脂肪酸は大きく分けると飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分けられます。

飽和脂肪酸は、肉の脂肪やバターなどに多く含まれ、特徴は、常温では固体であるということです。

それに対して不飽和脂肪酸は植物や魚に多く含まれ、液体で存在します。

また、不飽和脂肪酸はオメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸、オメガ9脂肪酸の3つに分けられます。

この中でオメガ9脂肪酸のみが人が体内で作ることのできる脂肪酸です。

 

具体的な油の種類では

・オメガ6脂肪酸の代表的な脂肪酸はリノール酸で、コーン油、ゴマ油、大豆油、紅花油、ひまわり油、サフラワー油等に豊富です。

・オメガ3系脂肪酸はアルファリノレン酸やEPA、DPAなどで、魚油や亜麻仁油、エゴマ油、シソ油等に豊富です。

・オメガ9系脂肪酸にはオレイン酸などがあり、オリーブオイル菜種油等に豊富に含まれます。

 

必須脂肪酸は生理活性物質になります。

オメガ6脂肪酸からつくられる生理活性物質は炎症作用や血管収縮、アレルギー症状悪化に働き、

オメガ3 脂肪酸からつくられるそれは、炎症抑制、血管拡張、アレルギー症状を緩和します。

そのため、オメガ6が過剰に、オメガ3が不足すると、炎症が起きやすくなり、血流が悪化し、アレルギー体質が促進されます。

オメガ6とオメガ3の摂取バランスは4対1がよいとされていますが、食事次第、たとえば、加工精製食品を食べる機会が増え、魚を食べる機会が少なくなると、オメガ6脂肪酸の 過剰摂取、オメガ3脂肪酸の不足を招き、両者のバランスが崩れてしまいます。

 

早産の原因やリスクファクターは多岐に渡りますが、自然早産の多くの原因に炎症が関わっていることが知られています。
そのため、炎症を抑えるように働くオメガ3脂肪酸の不足が早産のリスク上昇に関連するのではないかと考えられているようです。

 

その他の研究結果からは、

・妊娠中のオメガ3脂肪酸のサプリメント補充が早産にリスク低下に関連した。
・早産だけでなく、魚をよく食べ、DHAやEPAの血中濃度が高い女性ほど、体外受精の妊娠率や出産率が高い。
・妊娠中のオメガ3脂肪酸のサプリメントは出生児のぜんそくの発症率を低下させる。
・妊娠中にDHAのサプリメント摂取によって子どもの出生後の問題解決能力が高まるなどがあげられます。

 

このように、オメガ3脂肪酸は、体外受精の治療成績から妊娠出産のリスクや出生児の心身の健康にまで、

プラスの影響を及ぼすことが明らかになっているのです。

 

以上の研究結果をみていくと、オメガ3脂肪酸は妊娠、出産、育児において、とても重要な脂肪酸であることがわかります。

特に、魚油に豊富なDHAやEPAです。
亜麻仁油やシソ油、エゴマ油に豊富なαリノレン酸もオメガ3脂肪酸に属する脂肪酸で、αリノレン酸は体内でDHAやEPAに変換されます。

ところが、今回の研究でも指摘されていますが、αリノレン酸からDHAやEPAに変換される酵素の効率が遺伝的に低い人がいることもわかっています。

 

そのため、DHAやEPAを摂取すること、具体的には脂ののった魚を週に2、3回は食べるこれに尽きます。

ただし、魚が苦手な方、万全を期したいという方はオメガ3脂肪酸のサプリメント摂取をお勧めします。

 

ビタミンD

<ビタミンDと妊娠&出産力の関係>

妊娠中にビタミンDが不足すると、妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群などの妊娠合併症にかかりやすくなったり、

小さな赤ちゃんが生まれやすくなること、また、ビタミンDが足りている女性は子宮筋腫になりにくいと報告されています。
ビタミンDは血液中のカルシウム(以下Ca)濃度を一定に保つビタミンです。

血中のCaが少なくなると大変なことになるので、ビタミンDが、Caが小腸から吸収しやすくしたり、尿から出ていくのを少なくしたり、

骨からCaを溶かしたりして、Ca濃度を高めます。 妊娠、出産時には、お腹の中の赤ちゃんにどんどんCaを送り込まなければならないので、

ビタミンDが赤ちゃんの成長に深く関わっていると想像できます。

 

さらに、これまでBDと生殖活動の関係については、多くの研究報告がされています。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の女性はビタミンD濃度が低い。
・PCOSによる排卵障害の女性はビタミンD補充によって排卵率が上がる。
・卵胞液中のビタミンD濃度は高い女性ほど体外受精の妊娠率が高い。
・40歳以上ではビタミンD濃度が高い女性ほどAMHが高い。
・ビタミンD濃度が高い男性ほど精子の質が高い。・ビタミンDは子宮筋腫を縮小する。

 

 

 

2017年08月16日 15:43

安産灸

第一回安産灸セミナー

安産灸セミナーに参加してきました。

セミナーを開催されている卜部先生の安産灸への熱いお気持ちに一同、身の引き締まる思いでした。

 

安産灸とは、お母さんが赤ちゃんの為になにかしてあげたい!という思いから始まっていきます。

 

16週から20週を過ぎ胎動を感じられたら始めることが出来ます。

だからといって16週から始めなければいけないわけではありません。始めたところからが安産灸となります。

 

~ 妊娠中 ~

浮腫、足のつり、腰痛、早期の破水予防、骨盤位(逆子)予防に役立ちます。

 

~ 出産時 ~

子宮口の熟化を促し、有効陣痛を促進し、分娩時間を短縮します。

また、無駄な出血を減少させる効果があります。

 

~ 産後 ~

産後の肥立ちが良い(子宮の回復力が早い)、悪露が1週間くらいで出切り、後陣痛が軽減される

おっぱいのでがよくなる、子供の無駄泣きが少なくなると 良い事づくめです。

 

どうしても妊娠までの過程に集中してしまいがちだったのですが子供を産むまでお手伝いができるんだ、

いや、むしろ、ご懐妊してからが大切なんだと思いました。

出産はお母さんと赤ちゃんの命にかかわる一大事です。

 

ご懐妊後、当院から足が遠のいていた方も 是非この機会に安産灸を受けに来てください。

鍼灸院では女性のライフワークのお手伝いをさせていただいているのだと改めて気付き、気持ちの引き締まる思いでした。

 

第二回 安産灸セミナー

先日の日曜日に 卜部先生が主催されている 安産灸セミナーに参加してきました。

前回は安産灸のやり方や効能について勉強させて頂きました。今回は助産師であり鍼灸師でもある山野先生から

妊婦さんを治療するにあたって必要な妊娠、妊婦についての基礎知識を教わりました。

 

具体的にいうと

妊娠のスタートはいつ?出産の時期は?妊娠中の身体の変化は?母子手帳ってどんなもの?

病院選びはどうやって決めるの?分娩方法は?妊娠中に気をつける事は?

という7項目について学びました。

 

実際に妊婦さんが知りたい事ばかりだと思います。

上記についての答えは1日がかりの講義の内容なので長すぎるので割愛させて頂きます。

実際に来院して質問してください。

 

これは妊婦さんを治療する上で最低限知っていないといけないことですと念を押されました。

実際に母子手帳に書かれている項目から

「この妊婦さんは妊娠中期に入って血圧は安定する時期なのに上がってしまっているのは暴飲暴食をしてしまったのではないだろうか?」

「腹囲が大きくなる時期に変化があまりないのは胎児の腎臓に何か問題があったのではないか?」など

ディスカッションして推測したりとても勉強になりました。

 

お元気な卜部先生のお姿を拝見するだけで こちらまで元気を頂いた感じになります。

自分も会うと元気をもらえる人、いくつになっても人にパワーを与えられる人になれるように頑張らないといけないと感じました。

 

安産灸に興味のある鍼灸師の方はご連絡ください。

 

第三回 安産灸セミナー

 

つわりや、静脈瘤・脚のつり・むくみ、腰痛(慢性的腰痛・妊娠してからの腰痛)逆子、予定日超過などを勉強してきました。

中でも、栄養素について、「まごわやさしい」だけでなく、塩分を7g以下にすること、

野菜を350g以上食べる事についても厳しくご指導いただきました。

 

野菜350g以上ってなかなか取れないですよね。葉物だとかなり気合入れて取らないといけません。

また、野菜ばかり食べていると貧血になりがちです。貧血も出産時の陣痛や出血に関係する為、バランス良く食べる事が大事ですね。

 

今日はその中でもつわりの対処法を、聖路加の助産師さんの論文からご紹介します。

①妊娠の三カ月前より妊婦用マルチビタミンを内服すると

つわりの症状である吐き気・嘔吐の軽減に有効の可能性がある。

②ビタミンB6の治療は安全で有効である。

③ショウガの摂取は吐き気の軽減に有効。

 

他にもアロマをつかったり、タオルやマスクでにおいを予防したりする事が大事です。

 

そういえば、先日の安産灸の勉強会では、妊娠すると男の人のにおいが嫌になるという話が出ました。

それは、大昔から妊娠すると身体を守るために男を受け付けないようになると遺伝子に組み込まれているという話でした。

だから、妊娠すると旦那さんのにおいが嫌になったり、電車でおじさんのにおいが嫌になったりするそうです。

旦那さんにはかわいそうですが、理解してもらいましょう。

また、においについては100均の無香空間みたいのをたくさん買って置きまくるのが有効といっていました。

 

つわりでお悩みの方はお灸も有効ですが、できることからしてみてください。辛いと何もしたくなくなりますが、ぜひtryしてみてください。

 

第四回 安産灸セミナー

今年の5月より始まりました安産灸セミナーの基礎講座第4回を修了致しました。

お灸について、妊婦さんについて色々学ばせて頂きました。

今回は逆子への対応で逆子の時期は切迫早産の時期と重なる為、はり止めを飲んでる人には施術に注意が必要となる事を改めて教えて頂きました。

お腹が張る方けっこういるので妊婦さんはある程度お腹が張るものだって思ってしまってました。

 

でも、張り止めを飲むって別ものだったんですね。張り止めの薬の効用の所には切迫流産の予防って書いてあるらしいです。

張り止め1日4回飲んでる人は入院と同じと考えていいそうです。絶対安静です。

 

戸部先生曰く

「大切なのは妊娠37週迄お腹で赤ちゃんを育てて赤ちゃんの体重も2500グラムを超えて

母子共に健康で出産出来る事。自然分娩、無痛分娩、産み方などはその次に考える事」とおっしゃってました。

逆子治して差し上げたい、経腟分娩させてあげたいと思っておりましたが事前の問診をしっかりして院に来て頂ける状態なのか確認するのも

必要なんだと実感しました。

 

出産経験のないスタッフも本や教科書通りにはいかない妊婦さんへの対応を学ぶ事が出来たと思います。

 

またお医者さんや地域の助産師さんと連携する大切さも学びました。

「妊活からお手伝いさせて頂き、その先の出産まで見届けたい。」

特に妊活が長かった方は妊娠しても不安が消え去らない場合も多いと思います。

無事にお子さんをその手に抱くまで一緒に頑張らせて頂きたいと思っております。

 

また産後どのようなお産になったかお伺いすることで自分たちの知識と経験を高める事も必要な事だと教えて頂きました。

当院でも、37週の仕上げの治療の後に産後アンケートを作らせて頂きました。

どうぞ、ご協力お願い致します。

また、少しでも多くの方にアンケート用紙を渡せる事を心から願い奮闘して参ります。

 

 

妊娠・出産・産後のお手伝い

 

みやび鍼灸院では、多くの女性の様々なお手伝いをしています。

 

赤ちゃんを授かるための手助けから元気な赤ちゃんを産む・元気なお母さんであるための手助け、

また出産後もからだの不調や気になる骨盤の調整などを行っております。

 

妊娠報告を頂くことは、とても嬉しいことですが出産報告を頂くとさらに嬉しい気持ちでいっぱいです。

 

妊娠できたことが分かり、そこから約10カ月間大切に元気に育てていきますが、10ヶ月経つ頃には

しっかりと産まなくてはなりません。

初産でもそうでなくても、出産は安産であってほしいと願うものです。

 

 

ご自身でできる運動やお灸などで、安産のための身体づくりを実践し良いお産を迎えましょう。

「安産灸セミナーに…」 とあるようにお灸を上手に使うことで出産の手助けをする事が出来ます。

また骨盤や会陰部のストレッチ・授乳に向けてのおっぱいのケア・運動指導や食事の指導など、

様々な点から安産に向けた準備をみやび鍼灸院で行っていきましょう!!

 

安産灸で使用されるお灸の驚きの効果とは

お灸の材料である艾(もぐさ)は蓬からできています。蓬は土手や道端などで良く見かけますね。
身近な野草である蓬ですが、日本ハ-ブの女王様と言われるくらい凄いのです!
今回はそんな蓬の効能について紹介していきます。

 

~蓬には様々な有効成分が含まれます~
例えば、、、


○食物繊維:豊富にふくまれているので、整腸作用が期待できます。

○カロチン:免疫力向上が期待できます。

○クロロフィル:造血作用があるので、貧血の防止・改善が期待できます。

 

お団子やお餅は手軽に購入できますし、美味しいですよね(^^♪
蓬を使った料理のレシピもネットには沢山あるので、蓬料理にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
ダイレクトによもぎ茶という手もあります。


~蓬にはシネオ-ルという芳香成分が含まれます~

シネオ-ルには、消毒・殺菌・鎮静・鎮痛作用があります。
お灸をすることで、成分が皮膚表面から内部に浸透していきます。
蓬を燃やす事で出る煙を使った、よもぎ蒸しでも同じ効果が得られます。
よもぎ風呂でアトピー性皮膚炎などの皮膚疾患の改善も期待できます。

シネオ-ルを浸透させることでリラックスする事が出来て寝苦しい夜も安眠できますよ💤
よもぎ風呂でアトピー性皮膚炎などの皮膚疾患の改善も期待できます。

最近西洋のオシャレなハ-ブの影に隠れがちですが、日本ハ-ブの女王様、侮りがたし、ですね。

2017年05月17日 16:34

妊婦検診でみていること

妊娠中の糖尿病と血糖値について

血糖値は女性ホルモンの影響??

妊娠中は女性ホルモンの関係で脂肪が付きやすいと言われています。
つわりが解消し、ストレス解消のためにもついつい甘いものが食べたくなります。
気を付けていないと、太り過ぎてしまったり、太ると産道に脂肪がついて難産の原因になります。
また、血液の循環量が増えるた腎臓への負担が大きくなり、尿中に糖が出やすい状態になります。

妊娠後期はホルモンの影響で食事の血糖値が上がりやすい傾向にあります。
そのために妊娠中に腎性糖尿病(尿中から糖が検出されるが血糖値は正常)や糖尿病を疑われる人も少なくありません。

気を付けよう!生活習慣

血糖値が引かっかる方は、美味しいものは糖と油(脂肪)でできているというCMもあるように、
砂糖やお菓子などの甘いものだけが糖ではなく、糖質についても気を付けてください。
お野菜や果物でも最近は糖度の高いものがたくさんありますので、
ビタミンや栄養、葉酸などの摂取の為に毎日食べているものに関しても見直してみてはいかがでしょうか?

妊娠中の糖尿病は赤ちゃんが巨大になることで難産になるだけでなく、
うまれてきても、低血糖、黄疸、呼吸障害などの多くの合併症を引き起こしやすいので、妊娠中の血糖が異常に上がり過ぎないように気を付けましょう。

 

血糖値を下げるツボにお灸

薬や運動、病院の食事指導でもなかなか盛らない場合はツボ刺激という選択もあります。

お灸をおうちですることで血糖値が下がるツボもありますので、ぜひお悩みの方はお灸にいらしてください。

ただし、妊娠中に鍼灸治療を受ける場合はドクターの許可が必要です。

 

妊娠糖尿病

妊娠中に発症、糖代謝異常と言われ、妊婦の7~9%が診断されます。

妊娠中期24~28週に再度スクリーニングを受ける必要があります。

出産後に糖尿病になる危険性もあるため、治っているか検診を受けるようにしてください。

 

妊娠中の明らかな糖尿病

妊娠前から糖尿病だった可能性があるものです。

 

糖尿病合併妊娠

糖尿病の人が妊娠した場合です。

 

もともと糖尿病には1型、2型があり、それぞれ原因がちがいます。

1型:先天的に膵臓の働きが悪くインスリンが分泌されない

2型:生活習慣の乱れ(食事、運動不足など)

 

妊娠時に発症の妊娠糖尿病(糖代謝異常)は、胎盤からインスリンの働きを妨害するホルモンが分泌されるため血糖値が高くなってしまうのです。

妊娠高血圧症候群や羊水量の異常、出産後の糖尿病発症リスク、流産、早産、巨大児、心臓肥大、先天奇形などになる可能性があります。

 

《妊娠糖尿病になりやすい体質》

*肥満

*身内に糖尿病の人がいる

*高齢妊娠(35歳以上)

*尿糖の陽性が続く

*以前に大きな赤ちゃんを出産

*原因不明の流産、早産、死産の経験がある

*羊水過多

*妊娠高血圧症候群、過去に既往がある

 

《妊娠中の目標血糖値》

血糖値:食前血糖値60~100mg/dl

食後1時間血糖値140mg/dl以下

食後2時間血糖値120mg/dl以下

HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー) 5.8%以下

GA(グリコアルブミン) 15.7%以下

 

《治療法》

食事を正しくとることで血糖コントロールを行います。生活活動量や妊娠中の経過により医師の指示に従ってください。

運動は血糖コントロール改善につながる効果がありますが、妊娠の状況によっては運動できない場合もあるため

妊娠中の運動は必ず主治医の許可を得てください!有酸素運動が効果的です。

経過によっては、インスリン療法になる場合もあります。

しかし、低血糖になる危険性もあるので注意が必要です。

 

糖尿病という名前から、単に体に糖が多いから甘いものを控えればいいだけ。と安易に考えている方も多いのではないですか?

しかし、糖尿病は、進行すると網膜症や腎症、神経障害、脳卒中や心筋梗塞にもなりかねない病気なのです!

上記にも述べましたが、妊婦さんは妊娠高血圧症候群、流産、巨大児などあらゆるリスクが考えられます。

無事に出産、産後を迎えるためにも生活の送り方に気を付けましょう。

 

麻疹

すでに妊娠している場合、妊娠中の方は理論上、はしかワクチンが胎児にリスクが及ぶ可能性があるため予防接種が出来ません。
ただ、うっかり接種を受けてしまった母親から生まれた新生児に問題が生じたという報告例はないそうです。
麻疹が心配な方は既往歴をしらべて、子供の頃に予防接種を受けたことがないか、ご両親に確認しても記憶にないか調べてください。

やったことがないかもという場合は医師の検査を受けて免疫の有無を確認しましょう。
はしかは風疹と違って先天異常を生じさせないらしいです。

また、万が一免疫のない人が麻疹患者と直接接したら、発症した場合に重症化しないように

潜伏期間(接触してから発症までの間)に病院へ行ってガンマグロブリンを投与してもらいましょう。

 

◎風疹において

妊娠中に風疹に罹ったら胎児に起こりうるすべてのリスクについて医師と相談する必要があります。
妊娠がすすむにつれ伴うリスクは少なくなる点を理解しておくことが大事です。
1ヶ月目感染した場合胎児が深刻な先天異常を生じ都可能でいは高く、35%です。3ヶ月目にはこれが10~15%に下がります。
その後のリスクはごく低くなります。

 

風疹のワクチンを受けると2ヶ月は妊娠しないように指示を受けます。

この間に図らずも妊娠してしまったり、妊娠を知らずに予防注射を受けることがあっても

理論上は胎児に害が及ぶ危険性がありますが、それに追って先天的異常が生じた報告例は今までないそうです。

参考文献 妊娠と出産の本 監修 竹内正人産科医

 

貧血

はじめに、体内の鉄分が足りているかどうかの指標のひとつに、赤血球に含まれ、鉄分が主な成分であるヘモグロビン値(血色素量)があります。

男性で13~17g/dl、女性で12~15g/dlが正常値と言われていますが、日本人女性のすべての世代で、1~2割の女性がこの数値を下回っているという

国の調査がでています。

 

鉄分の重要な働きは、

1.血液を通し身体の隅々まで酸素を運ぶ。

(鉄分が不足し酸素が十分に運び込まれないと細胞に栄養がいかず身体の不調がでやすい)

 

2.免疫力に関わる白血球の働きに関与する

(白血球が正常に働かず、風邪をひきやすく、長引く)

 

3.皮膚や粘膜の健康状態を保つ

(湿疹ができやすい、鼻水がとまらない、便秘や下痢をしやすい)

 

4.コラーゲンの生合成

(肌荒れや爪の変形、髪の毛が弱くなる)

 

5.血管の健康に関与。

(血行不良が起きやすくなり、肌がくすむ、肩が凝る、腰が痛い、あざができやすい)

 

以上のことがあげられます。

 

妊娠中は血流量が増え、非妊娠時の1.3倍にもなると言われています。

その為、血液中の赤血球の製造が追いつかず貧血になりやすい状態となります。

 

とくに、赤ちゃんが自分で血液を作り出すのに鉄分を必要とする為ママの身体から大量に鉄分が吸収されてしまいます。

ただ、ママの貧血が赤ちゃんの発育に影響するのはまれです。

なぜなら、ママの身体の栄養素は優先的に赤ちゃんに運ばれるしくみだからです。

しかし、貧血が進むと動悸や息切れが現れやすくなります。

 

 

妊婦さんが貧血の場合、

妊娠中・・・自覚症状なし

出産時・・・出血しやすく止血しにくい。麻酔が必要なお産になった場合危険が伴うケースあり。

産後 ・・・貧血が続くとママの体力が低下し母乳育児がしずらく感じる事も。悪露が止まりにくい。

 

以上のようなことがあります。

 

予防のポイントとしては食品で取りいれる事が一番大切な事になります。

鉄分が豊富な食材の代表的なものとしては、

豚レバー ・・・13.0g

切り干し大根 ・・・9.7g

あさり ・・・2.8g

納豆 ・・・3.3g

小松菜 ・・・2.8g

ほうれん草 ・・・2.0g

木綿豆腐 ・・・0.9g  などがあります。

 

貧血にいいから!!と言って同じものばかりとることはよくありません。

鉄鍋を使って料理をしてみたり、鉄分の消化吸収を助ける効果のあるお酢と一緒に調理してみたり、

鉄分の吸収がアップするビタミンCの豊富な緑黄色野菜や果物と一緒に摂ってみたりと

妊娠中の食事が不安なものではなく、楽しくなるよう工夫をしてみてください。

 

 

尿蛋白

<原因>

自分の血液に加え、赤ちゃんの血液も一緒にろ過しているいため妊娠前よりも沢山の血液をろ過しなければなりません。

腎臓にとってかなりの重労働です。

 

たくさん働くほど腎臓の機能は低下しやすく、ろ過がうまくいかなくなって尿にたんぱく質が混じりやすくなります。

また、運動不足になるほど、腎機能は低下するので、尿たんぱくが出やすくなります。

 

±は、プラスが疑われるということです。1+に近い状態です。

妊娠中は尿たんぱくが出やすいですので、一時的に出た可能性もあります。

 

改善方法とては、塩分を控える、糖分を控える、カロリー管理をする、適度な運動

(マタニティーヨガやウオーキングなどは全身の血行を促進し、心身のストレスを軽減させる)

水分摂取(水分が足りないことで陽性になることがある)

血液をサラサラにしてスムーズに子宮・胎盤に送ることが、赤ちゃんに必要な羊水をつくると事な役割があります。

 

このように妊娠中は尿たんぱくがでやすいですのでプラスが出ても心配しすぎないで、食事や軽い運動で、予防していきましょう。

 

体重

妊娠すると体重の変化が気になりますよね。

出産までにどのくらい増えるのか?どのくらい増えていいのか?大体の目安はBMIによって変わってきます。

 

BMIが18.5未満の痩せ型と言われる方は9~12㎏、

BMI18.5~25の方は7~25㎏、BMI25以上の太り気味と言われる方は5~7㎏が

目安とされていますが個人差もありますので病院の先生とよく相談されて下さい。

 

また体重が増える時期もとても重要です。妊娠15週まではまだ胎盤の形成が未完成の為、

胎児が母体から栄養をとる事はないそうですので食事は母体の分だけ摂取出来ていれば良いとされています。

つわりのあるこの時期はホルモンのバランスが崩れる事で太ってしまう場合もあるそうですがこの時期の体重増加はしなくて良いと

言われています。

 

体重増加により妊娠高血圧、妊娠糖尿病のリスクが上がるというのは想像しやすいと思います。

がそれだけではありません。

 

必要以上の脂肪は産道にもついてしまい出産時の陣痛を弱くしてしまいます。

微弱陣痛はお産を長引かせてしまします。また脂肪の詰まった産道は伸びにくく難産となるリスクも高まります。

 

自分が太ってしまって苦しいのはまだしょうがないと思えるかもしれませんが胎児にもその影響はあるとされています。

巨児のリスクはもちろんの事、ずっと血糖の高い血液から栄養をもらっていたため、胎児の血中インシュリンが高くなり

新生児の低血糖が懸念されます。新生児の低血糖は発達障害の危険因子となります。

 

こうやって聞くと体重は増やさない方が良いように聞こえるかもしれませんが必要以上に痩せすぎな妊婦さんから生まれた子供は

常に栄養を欲する飢餓状態に備える体になってしまい少しの栄養も吸収しようという力が働き生活習慣病になりやすくなると言われています。

 

体重が増える時期に適正に体重を増やしていくことが大切なのがお分かり頂けましたでしょうか?

2016年09月22日 00:00

女性専門 みやび鍼灸院

WEB予約はこちら【24時間受け付け中】

【所在地】 〒160-0023
東京都新宿区西新宿7-8-11
美笠ビル501

【電話番号】 03-6887-2522

【営業時間】 月曜~金曜 10:00~19:00
土曜・祝日 10:00~16:00

【定休日】 日曜

アクセスはこちら