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おさかな好きやね|不妊で鍼灸の施術なら新宿の女性専門|みやび鍼灸院

オサカナ好きやね

ちょっと関西風なこの言葉。

何を表しているかご存知ですか?

血液サラサラにする食事のチェックに使います。

これらが全て食事に取り入れられているか?確認してみて下さい。

 

【お】 お茶

カテキンが活性酸素の生成を抑制し、白血球の流れを良くするうえ、血糖値の上昇を抑えます。

【さ】   魚 

青魚に多く含まれるDHA,EPAが血中のコレステロールを減らします。

【か】 海藻

海藻のぬめりの正体でもあるアルギン酸は、コレステロールの吸収をさまたげ、体外へ排出する働きがあります。

【な】 納豆 

ナットウキナーゼが血栓を溶かし、血液が固まりやすくなるのを防ぎます。

【す】   酢

クエン酸が老廃物の排泄を進め、コレステロールや脂肪の分解を早めます。

赤血球が変形して細い毛細血管を通る能力を高めるので血液の流れを良くしてくれます。

また血小板が必要以上にくっつくのを妨げる作用もあります。

【き】 きのこ

きのこに含まれるβ‐グルカンは白血球などを活性化して流れを促し、

さらに血糖やコレステロールの増加を防ぎ、血液をサラサラに保ちます。

【や】 野菜

ビタミンやミネラル、食物繊維などが含まれるさまざまな野菜をたっぷり取りましょう。

これらが不足すると、細胞の新陳代謝やエネルギー代謝が低下して、血液が流れにくくなります。

抗酸化作用が強く、動脈硬化の予防に必要とされるのは、ビタミンEとCです。

ビタミンEはカボチャ、アスパラガス、シュンギク、ニラ、などに、また、

ビタミンCはサツマイモ、ピーマン、コマツナなどにも多くふくまれています。

野菜は一つの種類にとらわれず、色々な種類を摂りいれましょう

【ね】 ねぎ

長ねぎ、玉ねぎ、にんにくなどのねぎ類のツンとした臭い成分には強い血栓予防作用があり、血小板の凝集を防ぎます。

また、玉ねぎは血糖値を下げ、にんにくは赤血球の表面がべたつくのを防いで通過能力を高めます。

 

「 ま・ご・わ・や・さ・し・い・よ 」

妊娠前や妊娠中にもとっているか気を付けてもらいたい食事の頭文字、まごはやさしいよ!

健康で丈夫な赤ちゃんを育てるためには“出産後”から気をつけるのではなく“お腹にいた時”の栄養がとても大切です!

妊娠初期はつわりで外食やお惣菜、簡単料理が増えてしまうことが多いです
そのなかでも赤ちゃんに大切な栄養素を理解摂っていけるように心がけていきましょう。

 

https://youtu.be/SQt2Qgh7s0k

『まごはやさしい』です。

皆さんお分かりになりますでしょうか。

 

⇒豆類 ex豆腐・大豆・納豆・味噌など

 

豆類は、炭水化物(糖質)、たんぱく質、ビタミン、ミネラル等の

栄養素をバランスよく含んでいる上、食物繊維やポリフェノール等の

機能性成分も豊富です。色によって、含まれる栄養素や効能が異なってきます。

 

【赤=金時豆、赤エンドウ等】

食物繊維を多く含むので整腸作用が期待でき、

カルシウムの含有量が多いので癒しの効能が期待できます。

また鉄分も多く含むので貧血防止にも役立ちます。

 

【白=白インゲン等】

食物繊維を多く含むので整腸作用が期待でき、

カルシウムの含有量が多いので癒しの効能が期待できます。

 

【緑=グリンピース、青エンドウ等】

ビタミンAとビタミンB1を多く含むので疲労回復効果が期待でき、

糖質分解の促進と目の潤いを保つ作用も期待できます。

 

【黒=黒豆】

アントシアニンを多く含むので、目の機能改善の効果が期待できます。

 

【黄=黄大豆】

リノール酸やサポニンが多く含まれているので、

コレストロール値を下げる効果を期待できます。

 

⇒ごまなどの種実類 exゴマ・ナッツなど

 

ごま

ビタミンC以外の栄養素が全て入っています。

ごまに含まれる栄養成分であるセサミンは強い抗酸化作用があり、

血圧低下・疲労回復等の効果が期待できます。

 

【ナッツ類】たんぱく質,脂質,ビタミン E,ビタミン B 群や

食物せんい等が多く含まれています。整腸作用と抗酸化作用が期待できます。

 

 

⇒わかめ=海藻類 exわかめ、ひじき、のりなど

 

海藻類には、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの

栄養成分が豊富に含まれています。海藻に含まれるぬめり成分である

フコダインは体内の免疫細胞を活性化させ、

糖質の吸収を緩やかにし、血中コレステロールを低下させる効果が期待できます。

 


⇒野菜  ex葉野菜、根菜など。できれば赤・緑・白の野菜

 

【赤】カロテノイドが含まれています。特にβ1カロテンを豊富に含むのが特徴です。

老化やがん予防に効果がある抗酸化作用があります。

 

【緑】クロロフィルが含まれています。

抗酸化作用の他、貧血予防や整腸効果もあります。

 

【白】フラボノイド系の色素が含まれています。

抗酸化作用の他、血管を強くする働きもあります。

 

 

⇒魚貝類 ex切り身のほか、小魚や貝類など丸ごと食べられるもの

 

特に青魚の脂肪分に多く含まれるDHA・EPAは、コレステロールを下げ、

血液をさらさらにして血栓を予防し、アレルギー症状を抑える働きが期待できます。

 

 

⇒しいたけ=キノコ類

 

植物繊維が豊富に含まれており、整腸作用が期待できます。

また、 舞茸 ビタミンB1・ビタミンB2を多く含むので、抗酸化作用も期待できます。

 

 

⇒芋exサツマイモ、ジャガイモ、など

 

芋類には以下の成分が多く含まれています。

 

カリウム:食塩を体外に排出する作用が期待できます。

 

亜鉛:亜鉛が足りないと、成長阻害・

食思不振・味覚障害・精神障害(うつ状態)

免疫機能低下・催奇形性・生殖障害など様々な障害が出てきます。

 

ビタミンC・ビタミンB1:抗酸化作用が期待できます。

 

ジアスターゼ:胃もたれ解消が期待できます。

 

*よ⇒ヨーグルトex.発酵食品、味噌、醤油、キムチ、納豆

 

以上のように、老若男女問わず日々の健康維持に良い食材の総称が『まごはやさしいよ』です。
『まごはやさしいよ』を食べて乗り切って参りましょう!

 

栄養成分・バランスもとても大事ですが、いつたべるかや、逆に食べないほうがいいものなども気を付けてみてください。

 

朝ごはんの大切さ

” 朝はご飯を食べる時間がつくれなくって… ”

” ダイエット中で朝食抜いています ”

” 朝は食欲がわかない… ”

このような理由で朝食を抜いてしまう人は多いのではないでしょうか。

 

朝食を抜いた生活を続けると、体にも変化が現われてくるようになります。

以下、思い当たる症状はありませんか?

 

★眠りにつきずらい、眠りが浅い

朝食を抜くと栄養がとれず、夜眠りを誘うホルモンが十分に分泌されません。

眠りが浅くなると疲れも抜けず寝不足などが続きます。

 

★集中力の低下

脳は寝ている間にも働き続けています。朝食を抜くと脳へのエネルギーも不足します。

 

★冷え

栄養が摂れないと代謝が下がり体温も下がってきます。

身体が冷えると肩こりや腰痛・月経不順などの原因となります。

 

健康を維持するためには朝ごはんがとても大切です。

 

食べる時間がつくれない場合は、おにぎりやパン、前日の残り物などすぐに食べられるものを用意しておくことをおススメします。

また、朝食抜きのダイエットは一度の食事に脂肪を蓄えようと働きます。一回(昼・夜)の食事の量が増えたり、空腹を我慢できず間食してしまうこともありむしろ太りやすくなります。朝昼晩しっかりと食事を摂りリズムを整えましょう。

朝は食欲がわかないという人は、職場や学校に着いてからなら食べられるかもしれません。

牛乳やスープ、軽めの食事からトライしてみてはいかがでしょうか。

2019年07月02日 19:31

新型出生前診断

先日のニュースで新型出生前診断の在り方に関する検討会が行われることになりましたが、そもそも皆さんは新型出生前診断をご存知でしょうか。


従来の出生前診断の方法は、エコー検査(超音波検査)と母体血中に存在する胎児由来の生化学物質(母体血清マーカー)や羊水を用いて染色体や遺伝子を調べる遺伝的検査の二つがあります。

超音波検査は妊娠14週までに胎児数、胎児の頭部や顔面、首、脊椎、四肢に異常がないかを診断し、20週で口唇などの細かい形態、28週以降はほとんどの臓器や頭部、心臓、消化管などを詳しくみます。
羊水や胎盤絨毛細胞の採取は侵略的検査と呼ばれ、お腹にハリを刺すので若干痛みを伴います。
また1~0.3%程度に流産の可能性もあります。染色体検査は診断確定検査ですが微細な決失や重複と呼ばれる異常は評価できない為、マイクロアレイという新しい方法が提唱されています。

 

新型出生前診断とは、無侵襲的出生前遺伝学的検査とも呼ばれる検査で、2011年に米国で始まり、2013年から日本でも行われるようになりました。

妊婦さんの血液中に含まれる赤ちゃんのDNA断片を分析することで赤ちゃんの染色体の変化を調べる事が出来るという検査です。

出生前診断は新しい遺伝的検査法の開発によって診断技術が向上し、胎児期や新生児期での正確な診断と治療が可能となりました。
一方、致死的疾患や、染色体異常が見つかった場合の対応は生命倫理的な観点から、現在も有識者の間で議論され続けています。


胎児の先天的な疾患は3~5%と言われています。
そのうち染色体の異常は25%ほどです。
母体の出産年齢が上がると染色体異常の胎児が増えると言われています。
ダウン症の場合、20代は1/1441ですが、40代では1/84のと高くなります。
 

検査の対象となる染色体疾患は

・ダウン症(21トリソミー)

・18トリソミー

・13トリソミー の三つです。その他の染色体疾患や先天性疾患などは対象となりません。

 

新型出生前診断の特徴は「 安全で精度が高い 」ということです。
 

これまでの精度の高い検査は羊水検査や絨毛検査でしたが、妊婦さんのおなかにはりを刺し検査を行うので流産のリスクを伴うという、身体に大きな負担や影響を与えるものでした。

この方法とは違い新型出生前診断は血液で赤ちゃんの染色体の変化を調べるので流産や死産のリスクがありません。

結果は陽性・陰性で示されますが、確定診断のためには羊水検査が必要です。

35歳以上が対象で指定医療施設で遺伝カウンセリングを受けてから行います。

妊娠10週という早い時期から検査が可能なので(羊水検査は妊娠15週ころ羊水を採取して行う)検査結果が出た後、今後のことを夫婦で十分に考える時間があることも特徴といえます。

 

おなかの赤ちゃんに異常があった場合どうしていくのか考え、検査を受けるかは夫婦間でよく話し合ってください。

2019年06月24日 14:08

内転筋ほぐし

内転筋とは?

股関節の部分を構成している4つの筋肉をまとめて内転筋群といいます。

主に太ももを閉じるような動きをする筋肉たちです。

この内転筋群の柔軟性がなくなると骨盤が歪み腰痛の原因にもなります。

 

内転筋をほぐし妊娠・出産しやすい骨盤つくりをしていきましょう!

出産前はとくにおすすめです!

(妊娠初期の方は予約の前に一度ご相談ください)

 

内転筋の柔軟性をチェックしましょう

内転筋という名前を聞いたことがありますか?

内転筋は太ももの内側についていて、歩いたり走ったりするときに股関節の動きと連動して動きます。

まずは、股関節の柔軟性をチェックしてみましょう!

◇あぐらをかくように座り、左右の足裏を合わせ両ひざと床の間が握りこぶし1コ程度あく

◇片ひざ立ちになり両手を太ももに置き、後ろの股関節をまっすぐ伸ばせる

◇うつ伏せになり、片ひざを後ろに曲げ、片手でかかとをつかみヒザを外側に倒した時反対側の骨盤が浮かない状態で45度程度開く

 

どの姿勢も3秒以上キープできましたか?

 

股関節の動きが悪いのは、太ももの内側にある「内転筋群」と呼ばれる筋肉たちが弱くなっていることが多く、これにより骨盤内へ上手く血液を運べず子宮内の血液循環が悪くなると言われています。

子宮内の循環が悪くなると子宮と卵巣に栄養が行き届かなくなります。

 

妊婦さんにも大事な内転筋

また妊娠時では、お腹が大きくなってくると下半身は重力の影響を受け、水分がたまりやすくなり、足のつりやむくみにつながります。

内転筋群の柔軟性が高まる事で骨盤が整いこれらも解消されます。

出産時には、内転筋群が硬く足が大きく開けない状況にあると、体全体に力が入らず上手くいきめません。

 

内転筋群は妊活~出産を行う女性にとって、とても大切な筋肉たちです。

しっかりとほぐし妊娠、出産に備えていきましょう!

 

 

 

内転筋ほぐしをしましょう!

横になり、下になっている足を上の足で踏み、内ももをほぐしていきましょう。

ほぐれてきたら反対の足も同様に内ももの内転筋をほぐしていきましょう。

次に内転筋を鍛えていきます。

しこを踏むような姿勢になり、お尻を上下に下げます。この時、骨盤が倒れないように注意しましょう。

次に、しこを踏む姿勢から、左右に体重を移動させましょう。この時も背中が丸まったり、骨盤が寝ないように気をつけましょう。

最後に両手を壁につき、片足づつぶらぶらさせて足全体に血流が回るようにして疲労物質を流して、おしまいです。

 

2019年06月22日 14:22

妊娠中期はnー3系脂肪酸

オイルのイメージは、油を摂ると太るから嫌だ、と油をあまり採らない方がいますが、最近は研究によってだいぶ認識が変わってきつつあります。

植物油は、体で作ることのできない必須脂肪酸やビタミンEなどの大切な摂取源です。

摂りすぎると肥満や動脈硬化になったりするのではないかというイメージもありますが、近年、脂質は質が重要だといわれるようになってきました。

特に、オメガ3系脂肪酸はアレルギーや妊婦のうつにも、そして子供音脳の発育にも不可欠といわれています。

目的にあった油を摂取することで美しく健康な体が作られます。

 

【植物油の微量成分】

・植物ステロール(米油、菜種油)---血中コレステロール低下

・αトコフェロール(米油、ひまわり油)---抗酸化、老化防止

・トコトリエノール(米油)---抗酸化、老化防止

・リグナン類(ごま油)---抗酸化、老化防止、アルコール分解

・γオリザノール(米油)---抗酸化、血中コレステロール低下、抑うつ

・ポリフェノール(オリーブオイル)---抗酸化、血糖値上昇抑制

・βカロテン(パーム油)---抗酸化、抗ガン

 

【オメガ3系脂肪酸、オメガ6系脂肪酸、オメガ9系脂肪酸】

オメガ3(n-3)系脂肪酸---

体内では作られない必須脂肪酸のαリノレン酸が豊富で、動脈硬化予防、血栓予防、アレルギー予防によいとされます。

熱に弱く加熱調理にはむかないため、そのまま料理にかけて摂取するのがおススメです。

あまに油、えごま油などに多く含まれます。

オメガ6(n-6)系脂肪酸---

必須脂肪酸のリノール酸が多く、コレステロール低下の作用が強いです。

ただ、多量摂取は善玉コレステロールも低下させてしまうので摂りすぎには注意しましょう。

味のクセが少ないため、様々な料理に使いやすいです。大豆油、とうもろこし油、ごま油などに含まれます。

オメガ9(n-9)系脂肪酸---

オメガ9系油に豊富に含まれるオレイン酸は、悪玉コレステロールを増加させず、善玉コレステロールを減らさない作用があります。オリーブオイル、菜種油などに多く含まれます。

 

※オメガ3系、オメガ6系は、多価不飽和脂肪酸に分類され、体内で作れないため食事から摂取するしかありません。

 

わたしたちは、普段の食事で肉類、乳製品、加工品などの「動物性の油」=「見えない油」を多く摂りがちです。動物性の油はコレステロールや中性脂肪を増やすため摂りすぎに注意です。そこで、植物油を効果的に使って自分の体を健康と美容に導くことが大切です。

 

オメガ3がすごい!

ただし、血清中のオメガ6系の脂肪酸(アラキドン酸)に対するオメガ3の比率が0.5以下だと5年後に心血管病による死亡率が上がるという結果があります。

これはお魚を食べる頻度が減ったことと、オメガ6の摂取量が増えたことによるので、積極的にオメガ3系の脂肪酸を取るようにしていただきちです。

オメガ3のアマニ油を摂取したマウスの体の変化を調べた際に心不全を発症しにくくなることや抗アレルギー効果も確認している実験報告もあります。

妊娠中にも産後鬱にもオメガ3

また、海外では魚介類摂取量が少ないほど産後鬱になりやすいという報告があります。

さらに妊娠期にオメガ3の摂取が少ないと子供のIQが低くなるといった報告もあります。

妊娠中は胎児の脳やせき髄、肝臓などの組織を形成するためにたくさんのオメガ3が必要とされます。

 

うつ病は慢性的な神経の炎症が原因の一つとして考えられてていますが、

n-3系脂肪酸の抗うつ効果は、EPAの抗炎症作用やn-3系脂肪酸がドーパミンやセロトニンなどの神経伝達物質に影響を与えていること、腸にも作用し、脳と腸に相関作用していることから産後鬱になりづらくなるのではないかと考えられます。

産後鬱予防にも是非、妊娠前から前期は葉酸を。中期から後期はn-3系脂肪酸を!

 

2019年05月05日 16:12

妊婦さんの脚のつり、静脈瘤の体操法

妊娠中の不調、不快を徹底攻略!シリーズ
第4回「足のむくみ・足のつり・安産に…お灸」の巻

ちょっと前なのですが、プレママタウンの安産、妊娠中のマイナートラブルの件でお灸やツボの取材を受けました。

http://www.premama.jp/tokushu/life_style/040/index.html

 

是非こちらからご覧ください。

 

足のつり

 

筋肉が異常に収縮することで痙攣が起きる状態です。有痛性筋痙攣と呼ばれます。こむら返りと呼ばれることもあります。

ふくらはぎだけでなく、太ももやスネ、足の裏などもつりやすい部分です。

 

《妊娠中に足がつる原因》

1)黄体ホルモンの影響

妊娠の成立、継続に重要な黄体ホルモン。血管拡張させることで血流をよくし、子宮の赤ちゃんに必要な養分含む血液を集めるのが役目です。血流量が増えることで心臓から足に下がった血液が戻りにくくなり、これにより筋肉が収縮、足がつってしまいます。

2)子宮による影響

妊娠後期から臨月になると、おなかの赤ちゃんはどんどん大きくなり、子宮も大きく重くなります。大きくなった子宮が周りの臓器や筋肉を圧迫します。圧迫により、下半身の血流が滞り、筋肉への血流も阻害されるため足がつりやすくなります。

3)運動不足

妊娠中は、運動不足になりやすいです。妊娠初期は流産の可能性も高いですし、つわりで体調が悪く体を動かす気にならない方も多いでしょう。そのため、妊娠前に比べて筋肉を動かす機会が減ります。妊娠後期や臨月は、おなかが大きいため体を動かすのが億劫になりがちです。運動不足や筋肉量の低下によって、足がつります。

4)水分不足

脱水症状によっても足がつります。体内から水分が失われると、血液循環が悪くなり、筋肉の収縮が強くなります。夜間や明け方に足がつることが多いと思いますが、その原因の一つが水分不足です。つわりで水さえ喉を通らないこともあります。吐き気で食事量も減り、食事から摂る水分も減ってきますので、意識的に水分補給することが大切です。

5)冷えによる影響

体の冷えも足がつる原因となります。一見、体の冷えは妊婦さんと無関係と思われますが、手足の冷えに悩む妊婦さんは多いです。妊娠初期は、プロゲステロンの影響で体温が高めになります。初期のほてりや熱っぽさはこのためです。ほてるため、薄着をしたり、エアコンに当たり過ぎて手足やおなかを冷やしてしまいます。そして、血液循環が悪くなり、筋肉も冷えて筋収縮が強く出てしまい、足がつるのです。

6)むくみによるもの

プロゲステロンは、養分や水分を溜め込む働きがあります。妊娠初期から中期前半までのむくみの主原因は、このことにあると考えられます。初期だけでなく、後期から臨月にかけても体はむくみやすい状態にあります。おなかの赤ちゃんの成長により、大きくなった子宮が静脈を圧迫することでむくみが生じ、足がつりやすい状態を作ります。

7)ミネラル不足

カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムなどのミネラルが不足すると、筋肉や神経が過敏になり、筋肉が極度に収縮します。ちなみに、妊娠中は、おなかの赤ちゃんのために色々な栄養素を余分に摂取しなければなりません。ミネラルだけでなく、ビタミンB群、葉酸、ビタミンC、D,亜鉛、鉄分などです。特に、鉄分は不足しがちで貧血にもなりやすいです。

 

《対処法》

1)ふくらはぎのストレッチ  ※つま先を天井に向けて、踵を壁に向かって押すようなイメージで、ふくらはぎを伸ばします。

2)足を温めてマッサージ ※足先から心臓に向かって静脈は戻っていくので、マッサージは下から上に向かって行うと効果的です。ただし、おなかが張りやすくなる時期は強く押しすぎないようにしてください。

《予防法》

1)体を冷やさない。

※妊娠中は、ほてりなどで熱くて足を出してしまう方も多いですが、足はとにかく冷やさないようにしてください。

2)軽い運動

※妊娠時期にあったもので、ストレッチや体操、ウォーキングなどで血行促進、筋肉の衰えも防げます。

3)栄養バランスのとれた食事

 ※塩分の多い食事ですと、むくみが強くでます。ミネラル不足も神経や筋肉が過敏になってしまいますので、摂取してほしいです。ビタミンB1などは、疲労回復効果も高いのでおススメです。

 

静脈瘤

静脈瘤は特に妊娠中に起こりやすいと言われます。

考えられる原因は、

1、エストロゲンが血管を拡張し静脈弁の動きが鈍るため

2、子宮の増大によって骨盤内が圧迫され、血管に負担がかかるため

 

妊娠中は胎児に酸素や栄養を運ぶ必要があるため血液量が増加し血管が拡張します。

その上、エストロゲンが増加しこのホルモンの働きによっても血管が拡張します。

 

この血管が拡張しすぎることで「静脈弁」という静脈の逆流を防止する弁が正常に働かず、静脈瘤が発生しやすくなります。

また妊娠中はどんどん子宮が大きくなり周囲の臓器を圧迫します。

特に大静脈が圧迫されると下半身の静脈の血流が滞り、静脈内の内圧が大きくなって逆流を防止する弁に負担がかかってくるのです。

 

それにより弁が壊れたり、機能不全をきたしたりすると血流が逆流して静脈瘤が発症しやすくなります。

静脈瘤は妊娠初期から現れることもありますが多くの場合お腹が大きくなってくる妊娠中期以降で起こりやすいそうです。

 

胎児への影響はありませんが重症化すると母体の負担が大きくなってしまいます。

 

早期に発見する場合の初期症状としては足のかゆみ、こむら返り、重苦しさなどが挙げられます。

それらの症状を伴わずに血管のコブが発症することもあります。

一旦発生してしまうと症状は自然に治ることはなく徐々に悪化してしまうので早めに主治医に相談をして下さい。

 

<対策方法>

・足の血行を良くする

だるいと思ったらフットマッサージや足湯を行い足全体の血行を良くしていきましょう。

足先をしめつけるような靴下は控えてください。

四つん這いになって旦那さまに足の裏を踏んでもらう事もいいでしょう。

 

・足を圧迫し高くあげる

サポートストレッチなどを着用して血液の塊をなくし流れがよくなるようにしましょう。

長時間同じ体勢が続く人は1時間に5~10分程足を高くしたり就寝時には必ず横向きに寝て足をクッションなどて高く保ちましょう。

 

静脈瘤のマッサージの仕方

1.まず太もものリンパの流れを良くするために、内ももから心臓の方へ手のひら全体で押し上げます。

2.手のひらを使って、ふくらはぎや静脈瘤のできている下方から上に押し上げるように交互にマッサージします。ゆっくり丁寧に行うのがポイントです。

3.次は指の関節を使い、細かくクリッピングするような手技でふくらはぎの筋肉をマッサージします。

4.包帯かサポートストッキングで固定し、足を上に上げて休みます。

(マッサージ方法が分からない!という方はお気軽にスタッフにお声かけ下さい)

 

静脈瘤の体操法

妊娠23週以降、赤ちゃんは目を開けたり音が聞こえるようになったりとぐんぐん成長していきます。

お母さんは大きくなったお腹に血管が圧迫されて脚に静脈瘤ができやすくなってきます。

 

今回紹介する体操法はお腹が大きくなることで圧迫される腹部静脈の循環を改善していきます。

 

1、仰向けになり膝を立て腕を組みます。両腕を胸の前なるべく高い位置で組みます。

(膝がぐらぐらする人は二つ折りの座布団や布団を膝下にはさみながら行ってください)

 

2、左右交互に顔を向ける

ゆっくりと右肩を床から浮かして顔も左側を向きます。この状態で5秒キープします。

今度は左肩を浮かして顔を右側に向けて5秒キープ。これを4セット繰り返します。

(急に向きを変えずゆっくりと行っていきましょう)

 

注意事項

・おなかが大きくなり始めているのできついと感じる時は無理に行わないようにしましょう。

・足に静脈瘤ができている部分は抑えないようにしましょう。

2019年02月14日 12:01

産後の体操方法

産後の体操法(入院中)

出産を終えひと休みしたらまずやってほしいことは「うつぶせ寝」です。

腹筋が伸びて本来の腹直筋の形を取り戻す助けになるだけでなく腹部を圧迫することで後陣痛も和らぎます。

乳房が張ってくると痛みが伴います。授乳後などに行っていきましょう。

 

妊娠~出産時に開いた骨盤を締めていくようにお尻の筋肉を意識してみましょう。

骨盤が開いたまま暮らしていると筋肉が衰えてぽっこりとしたお腹になることだけでなく内臓が下垂し体調不良の原因になります。

早めのケアをしていきましょう。

 

開いた骨盤を筋肉の力で戻す体操

1)うつ伏せになり、両脚を内股にして脱力する。お尻や太ももの筋肉や脂肪が外側にダラッと垂れるのを感じて。

2)太ももをつけ根から内側にひねり、10秒キープする。すると、お尻の筋肉が自然と引き締まり、力が入る。ヒザは伸ばし、踵同士をくっつけて、爪先は外向きにして遠くへ伸ばす。※太ももの内側を床に着けるように意識する。

 

上半身を楽にする体操

産後2、3日あたりから急に乳房が張ってきます。初産の方はその痛みに驚くかもしれません。

おっぱいの張りすぎや乳汁の詰まりは上半身の血行不良が原因の場合があります。

そのため、できるだけ肩や背中の筋肉はほぐしておきたいものです。

 

産後は布団で過ごす時間が長くなります。この時期ははとにかく横になって身体を休めることが大事なので寝たままできる

上半身ほぐしの体操を気がついた時に行いましょう。

妊娠中もさることながら、子育てに肩こりはつきものだといわれていますがそのコリを放置し悪化すれば心身ともに大きなストレスになります。

知らず知らずのうちに猫背になったり、コリがひどく頭痛を引き起こしたりと肩に余計な力が入った時こそ上半身をほぐす力を身につけましょう!

 

肩甲骨には僧帽筋という首から肩に、背中にかけて大きく広がる筋肉が付着しています。

肩甲骨を動かすことでこの僧帽筋が伸び縮みします。それに伴い僧帽筋の血の巡りは活発になり

その血流の勢いで首や肩にたまった老廃物が押し流されます。

また新鮮な血液を巡らせることは質のよい母乳を作るものにも役立ちます。

 

~血液の巡りと質のよい母乳の関係~

母乳は乳房の根元から運ばれた血液が乳腺で乳汁に作り変えられることでできているためです。

血液が赤いのは、血液中の赤血球の色。

乳汁には赤血球が入っていないため白い色をしているのです。

 

体操方法

 

1)頭の下に枕を置いて、横向きに寝る。上側のヒザの下にタオルやブランケットを置いて、楽な姿勢を作る。ヒジで大きく円を描くようにして腕を回す。この時、肩甲骨から動かすように意識して、背中がほぐれるまで続ける。左右対称に行う。

 

 

 

帝王切開後の体操方法

 

帝王切開後はお腹の傷があるため経膣分娩のかたよりはゆっくりと行う必要がありますが、

術後の血栓予防のために手術当日からでも軽い運動は行うとよいです。

心配な方は体操前に主治医への相談してみてください。

 

術後1~2日目

1、仰向けになり両手を胸の上に起きふくらませるよう意識をし呼吸を行う(胸式呼吸)

できそうであれば、手をお腹の上に置きお腹をふくらませ腹式呼吸をおこなってみてください。

2、ベッドを斜めに倒した状態で肩を大きく回します。血流がよくなり母乳の出がよくなります。

3、仰向けになり、かかとをベッドにつけ足首の屈伸運動を行います。(この運動は経膣分娩のかたと同じ方法です)

 

術後3~4日目

1、仰向けになりお腹に手をあて、顎を胸につけるよう頭だけを持ち上げる動作を5回繰り返す。

2、仰向けになり両膝をたてた状態から、おしりを持ち上げ、腰から背中までがまっすぐ伸びるようにする。

そのあと、ゆっくりと元に戻す。これを3回繰り返す。

 

産後5~6日目

仰向けになり両手を少し開きぎみにして体を支え、片足ずつ、直角になるまで真上にあげる。

次に、両足一緒に直角になるまであげる。

 

 

経膣分娩のかたと同じ動きをする体操もあるのですがお腹の傷が痛む、産後の回復が不良など

回復の状態には個人差があります。

また、母子同室になるとなかなか自分の時間できません。無理をせずできることをおこなってくださいね。

 

 

< 参考 >

産褥体操を行うことも大切ですが私がお世話になった産院では自然分娩、帝王切開関係なく

産後すぐからトコちゃんベルトや骨盤ベルト+ウエストニッパーを使用することを勧められました。

妊娠中開いてしまった骨盤を戻すことや、女性ホルモンの乱れなどにも効果があると教えて頂きました。

ウエストニッパーを用意しているかたは少ないと思いますが産後の回復にはとてもよかったので参考にしてみてください。

 

退院後の体操方法

 

産後一カ月は安静にして、出産のダメージから身体を回復させる時期です。

とにかく横になって休むことが大切ですが仰向けになると尾骨が床にあたり痛みを感じることもありますよね。

これは分娩時に骨盤の形が変形することが関係しています。

仙骨がせり上がりそれに押されるように左右の骨盤が開くことで産道が確保されますが骨盤がこのままになっていると、

仰向けになったときにせり上がった尾骨が床に当たってしまいます。この状態は背中と骨盤を動かす事で解消できるので、

放置せずに全身を使ってセルフケアしましょう。

 

体操方法1

1)仰向けになり、両手のひらは床に着ける。両ヒザを立てて、両足と両ヒザは肩幅に開いておく。お尻を床から浮かせて、首からヒザまでが斜め一直線になるようにキープする。

2)首のほうからゆっくりと、背骨を一つずつ丁寧に床に下ろしていく。腹筋から力が抜けないように意識する。

3)背骨を丁寧に下ろし、最後にお尻を床に着ける。せり上がっていた尾骨が内側に収まるため、床に当たって痛いという状態から解放される。腰もストレッチされるので腰痛の予防にもなる。

 

体操方法2

1)布団や床の上で仰向けに寝て、両ヒザをを立てる。両足、ヒザは閉じておく。手のひらはに向けて床に置く。

2)鼻から息を吸って、お腹を膨らませながら、骨盤を恥骨の方向へゆっくりと傾ける。この時、首は反り、アゴも天井に向く。両ヒザは自然と胸から離れ、腰が反る。

3)口からスーッと音を立てて息を吐きながら、お腹を凹ませて骨盤をみぞおちの方向へ傾ける。アゴを引いた状態に。尾骨が床から浮き、腰は床に着く。1)~3)を3回繰り返す。

4)両腕を体の脇に置いて、手のひらは上向きに。右足を上げてカカトを天井に突き出し、ヒザの裏のストレッチを感じる。足をまっすぐ伸ばしたまま、太モモをつけ根から外側にひねる。

※ヒザを開かず腹筋に負荷をかける。

※お尻を床から浮かせない。

5)外側にひねった太モモをつけ根から内側にひねる。4)と5)をテンポよく外内外内と5回ほど繰り返した後、ヒザを曲げて、胸に寄せる。

 

この体操を行うことで下半身の血流が改善され

・骨盤の不安定さ

・足のむくみ

・ぽっこりお腹

・便秘

・運動不足による全身の疲労感

以上のことが解消されていきます。

 

産後の回復には個人差があります。

無理のない程度に少しづつ身体を動かしていきましょう!

 

youtubeに動画をアップしています。こちらもご覧ください!

2019年02月03日 12:15

37週(正期産)をむかえたあとの過ごし方

正期産に入ったら・・・

逆子の治療を終えた後や37週(正期産)を迎えたらお産に向けての総仕上げを行います。

 

37週をむかえると「いつ生まれてきてもいい」時期に入ります。

ご自身でできる運動やお灸で安産のための身体づくりをし、良いお産を迎えましょう。

 

安産灸

三陰交へのお灸を1日2個づつ行いましょう。

安産灸を行うことで子宮口の熟化(柔らかくする)や陣痛緩和の効果があります。

 

スクワット(トイレスクワット)

お手洗いに行き用を足した後に10回ほどスクワットを行います。赤ちゃんがゆっくりと子宮口へ下がってくるための運動です。

※下がってきていない状態で陣痛がきてしまうと下がる間の陣痛時間が長くなりますヨ。

 

有酸素運動

運動をすることで骨盤の組織が出産の準備で緩み始めます。1日1万歩を目標にお散歩をし、”とんとん”とリズミカルに100段程階段を積極的に降りましょう。

関節を動かすことがとても大切です。

※昇る時はエスカレーターを使ってOK!里帰り出産の場合は両親に甘えず、家事も自ら行いましょう!

 

雑巾がけ

床をゴシゴシ!と雑巾がけをおこなっていきます。

足を広げることで会陰部のストレッチやお産の時に踏ん張れるよう下肢を強くすることが大切です。

この時、踵を上げて行うのは厳禁です。しっかりと踏ん張り切れる足をつくりましょう。

 

会陰のばしストレッチ

手やオイルを使わなくても効果的に会陰を伸ばすことができます。

なるべく裂けたり切られないよう伸ばしておきましょう。お風呂にあがりに行うと効果的です。

また、オイルを使用し会陰部分を柔らかく潤わせておくことで裂けを防ぐことができます。

 

おっぱいのケアをしましょう!

体の温まっている入浴中に乳頭をつまみ汚れを取り、母乳の出口を確保しましょう。出産前から出ている事が理想です。

また、伸びの良い柔らかい乳頭にするため良く伸ばし、授乳の準備も必要です。

※乳頭が小さい(摘まみにくい)場合や陥没している場合は産婦人科や母乳外来で相談してみましょう。

おっぱいの下(脇周り)が母乳を作る部分です。”寄せる。あげる。”を繰り返し下の部分をはがすようにしておきましょう。

※ワイヤー入った下着は圧迫してしまうので、ワイヤーのないものを着ましょう。

 

食事・栄養管理『まごわやさしい』

豆・ごま・わかめ・野菜・魚・しいたけ・芋の7品目をバランスよく食事にとりいれましょう。

塩分は最低限に抑え、貧血で注意される方は鉄分をしっかり取るようにしましょう。(妊婦の一日の塩分摂取量は5gです)

鉄分の多い食材をメモ用紙に書き出し、冷蔵庫に貼りこまめに摂りましょう!

常にその食材が冷蔵庫に入っている状態を心がけましょう。

 

お産が近づくと眠い時間が増えます。疲れたり眠い時は横になり体力を温存させましょう。

お家ではブラジャーを外し、ウエストゴムの緩いズボンでゆったりと過ごしましょう。

暖かな服装(お腹周りはゆるめで4枚、生足厳禁、三陰交を覆う靴下・レッグウォーマー必須)を心がけましょう。

よく温まったお母さんの体は羊水も暖かで赤ちゃんもやる気になります!

妊婦食も継続しましょう(冷たい飲食は避け、減塩、貧血予防に鉄分多めに)お産は体力勝負。

また、心配事はなくしておきましょう。心配事があるとお産が遠のくことがあります。お産は本能の力が大事ですよ。

 

 

予定日超過

出産予定日までの日数は、最終月経開始日から数えて280日(40週)とされています。

37週から41週6日までのお産を正期産と言います。42週を過ぎても出産に至らない場合 過期産 と言います。

 

過期産で心配されるのは胎児が大きくなり過ぎてしまい難産になる事です。

赤ちゃんが大きくなりすぎてしまうと分娩時に膣に傷がついてしまったり、会陰切開を大きくしなければならない可能性がでてきます。

また、過産期に入っても子宮口の開く兆候が無ければ陣痛誘発剤を用いたりしますが、陣痛誘発剤を用いると急にお産が進み、

膣や会陰が十分に広がらないうちに赤ちゃんが移動してしまうことがあり、この場合もまた膣や会陰が傷ついてしまう原因となります。

傷ついてしまった箇所は状態によって縫合しますが、産後免疫力が低下するため、感染症のリスクや治りが遅くなるなど、しばらく影響が残ることもあります。

 

お母さんのリスクだけではありません。

過産期に入ると胎盤の役目は終わって機能が低下し始めます。

胎盤は赤ちゃんに酸素や栄養を与える大事な働きがありますから、それらの働きも低下して

赤ちゃんが低酸素症や低血糖症になる可能性が日を追うごとにつれて高くなります。

胎盤機能が低下すると赤ちゃんに酸素や栄養が届かないために皮膚は乾燥してひび割れし、

胎児自身のグリコーゲンを分解して栄養とするために痩せてシワシワになってしまう赤ちゃんも出てくるそうです。

これをClifford症候群(胎盤機能不全症候群)といいます。

 

胎盤機能が低下して酸素が赤ちゃんに届かなくなると、赤ちゃんは苦しくなって便を羊水内にします。

その便を赤ちゃんが吸ってしまうと呼吸器官に悪影響を与えて、出生後に呼吸障害や肺炎・仮死状態などを引き起こす

胎便吸引症候群を発症しやすくなります。

 

正常の妊娠過程の場合は臨月前に羊水が最大量となり、臨月に入れば段々減少していきます。

過産期に入ると更に減少量が進み、妊娠42週を過ぎた場合の羊水量は200mlと羊水過少の状態になってしまいます。

クッションの役目をする羊水が減れば、子宮収縮の影響を直接受けるなどのリスクも出てきます。

 

こういった点から最近では38週から39週での出産を推奨する傾向もあるそうです。

みやび鍼灸院では37週を超え胎児の体重が2500gを超えた妊婦さんには出産に向けての生活指導、運動指導もしております。

安産の為のお灸をしっかり続けて頂くのも大切です。

 

 

子宮口を広げる器具の種類

出産予定日が近づいてくるとホルモンの関係で子宮口が柔らかくなってきます(子宮頚管熟化)。

ところが予定日を過ぎても子宮口がかたく開かない場合があります。

このままの状態では赤ちゃんが下りてこられず陣痛も起こりません。

子宮口をやわらかくしたり広げる処置が必要になります。

 

子宮口をやわらかくして広げる処置には3種類あります。

 

1、ラミセル

子宮頚管をやわらかくする薬を含んだ器具です。

子宮口に入れると水分を吸って膨張するため少しずつ子宮口を広げていきます。

 

2、ラミナリア

海藻を乾燥させた棒状の器具です。水分を含むと徐々に膨らんでいきます。

これを数~数十本程度子宮口に入れ子宮口をゆっくりと広げます。

 

3、メトロインテル

しぼんだ風船が先端についた器具で「バルーン」とも言われています。

これを子宮口に入れ注射器で風船に滅菌水を入れて膨らませ子宮口を広げます。

子宮口が開いていない場合や産道強靭の場合に使われます。

 

赤ちゃんは陣痛がこなければ生まれません。

子宮口を開かせることによって最終的に妊婦さん自身がもつ自然な体の働きへとバトンタッチするためのきっかけづくりに過ぎません。

陣痛のない妊婦さんをお産する体に近づけていくために処置を段階的に行っていきます。

 

自然な陣痛を起こす為にも、正期産に入ったらしっかり運動を行っていきましょう。

 

2019年01月28日 13:52

つわりについて

つわりとカルシウム

今日はつわりとの関連するカルシウムについての話をしていきたいと思います。

 

高カルシウム血症の場合はつわりが継続しやすいと言われています。

高カルシウム血症とは、血液中のカルシウム濃度が高くなる状態をいいます。

消化管の蠕動を抑制し、胃液と膵液の分泌を亢進させ食欲不振、嘔吐、便秘、腹部膨満の原因になります。

甲状腺機能亢進症が原因でなることが多いと考えられています。

甲状腺機能亢進症以外でも、ビタミンDやカルシウムの過剰摂取によっても高カルシウム血症になる原因と考えられています。

近年、妊活や流産予防でもビタミンD不足の方が多く、摂取を心がけている方もいるかと思いますが、適量を守るようにしましょう。

また、妊娠時は黄体ホルモンが増えることにより、腸蠕動が抑制されますが高カルシウム血症も腸蠕動を抑制します。

妊娠時、特に妊娠初期には非妊娠時にくらべ、血清委マグネシウム値が低くなることによって高カルシウム血症の症状が出やすくなると考えれています。

妊娠中は活性型ビタミンDが増加するが、これは骨吸収に働き、小腸からのカルシウムの吸収を増加させ腎尿細管のカルシウムの再吸収を促進し、食後に血清カルシウムが増えた時に悪心・嘔吐・胃液分泌亢進などの症状を起こしやすくなります。

カルシウムと言えば、牛乳と連想されると思いますが、乳製品のカゼイン等がカルシウムの吸収率を高めます。

ただ、チーズやアイスクリームは脂肪が多く、脂肪がカルシウムとマグネシウムの吸収を妨げる事で

血中のカルシウム濃度が上昇しにくくなるので、摂取しやすいです。

また、アイスなどの冷たい飲食物は腸蠕動を高めるので、好まれやすいですが、カルシウム摂取には気を付けてみてください。

 

つわりと低マグネシウム、カリウム

低マグネシウム血症の症状には食欲不振、悪心、嘔吐などの症状があり、妊娠悪阻になりえると言われています。

低マグネシウム血症は尿細管でのカリウム再吸収低下により、低カリウム血症をおこします。

カリウムは胎児胎盤に大量に取り込まれ、妊娠末期に向けて血清カリウム値が下降する為、低カリウム血症になってしまう方がいます。

低カリウム血症は腸の蠕動が抑制され血清浸透圧が低下して、つわりに影響します。

 

低カリウムを避ける為にはカリウムを大量に含む食材の柿、トマト、バナナ、メロン、スイカ、ジャガイモ、トウモロコシなどをとるのをおすすめです。

また、少量の炭酸も腸ぜんどうを助けますが、大量に飲むと逆効果になりますので気を付けましょう。

 

妊娠初期は低マグネシウム血漿により食事後のインスリン抵抗が増し、血糖値とインスリン量が妊娠前よりも増加します。

マグネシウムの食前経口投与を行う炉血糖値の上昇とインスリンの必要量が軽減する事が出来ます。

ただし、つわりが重症化すると食事を摂取してもナトリウムと塩素不足によりデンプンの消化吸収が低下し血糖値もインスリン値も上昇しにくく、尿ケトン陽性となります。

 

つわりの重い人ほど副交感神経活性優位な事は知られています。

副交感神経優位の為、眠くなりやすいのも特徴です。

そのため、お風呂にゆっくり入ったり、緑茶をのんだりするなど副交感神経の活性を高める事でつわりがさらにひどくなります。

 

胎盤から分泌されるヒト絨毛ゴナドトロピン(hCG)が高い妊婦はつわり症状が強いこともよく言われています。

hCGには甲状腺刺激作用があり、妊娠初期には甲状腺ホルモンが増加しつわりに関与します。

甲状腺ホルモンが腎臓でもマグネシウム排出増加により血清中のマグネシウム低下させつわりが重くなる可能性があります。

つわりに効くツボ

つわりとは妊婦特有の症状で妊娠初期に起こる吐き気、嘔吐、不快感などの身体的精神的不調のことです。

原因は不明で諸説考えられます。

 

つわりの症状 吐き気、嘔吐を軽減させるツボについてご紹介します。

ツボの近くの反応点を探すように押したり温めたりしてください。

●内関(ないかん)

手の内側で、手首を曲げた時にできるしわの真ん中から指3本分(2寸)

 

●郄門(げきもん)

手首を曲げた時にできるシワと肘を曲げた時にできるシワを結んだ線の真ん中。

内関穴の上3寸。

 

●壇中(だんちゅう)

左右の乳頭を結んだ線と胸骨の中心が交わるところ

第四肋骨と第五肋骨の間の高さ

胸骨の上なのでソフトに押す。

 

●外関(がいかん)

陽池の上指3本分うえ。骨と骨の間のところ

 

●陽池(ようち)

手の外側で手首を曲げた時にできる線の真ん中で、腱と腱の間にある凹みのところ

 

●胃の六ツ灸(いのむつきゅう)

膈兪 第7胸椎と第8胸椎の間の両極にあるツボ。

背骨の中心から左右に指幅2本分はなれたところ

左右の肩甲骨の下端を結んだ線と背骨の交点が第七胸椎なので目安にして下さい。

手の届きづらい所なので、ホットタオルで温めましょう。

 

●大椎(だいつい)首の一番出っ張っている骨のすぐ下

うつむいた時に首のつけ根に現れる骨の出っ張りの下のくぼみ

 

<諸注意>

ドクターの許可を得て行うこと。

心拍の確認が出来てから行うこと。

強めに刺激しすぎないようにすること。

背中のツボはホットタオルをレンジで作り、袋に入れてあてるようにする。

 

つわりのお灸は一度で効くものではなく、継続や養生をしていくことが大事になります。

パッチ鍼を行い症状が軽くなったとの声をよく聞きます。

場所が分からなければスタッフが指導いたしますのでお気軽にご相談下さい。

つわりの緩和に役立てれば幸いです。

 

つわり中の頭痛

つわりだけでも大変なのにつわりの時期って実は頭痛も起きやすい時期だと

ご存知でしたか?

 

妊娠中に頭痛になる要因としては

・ホルモンバランスの変化による自律神経の乱れによる血流の滞り

・吐気、嘔吐、眠気などつわりの不快感からくる痛み

・嘔吐による水分不足

・ストレス原因の食欲不振

・貧血

・寝不足

・体重増加による疲労

・赤ちゃんや子宮が大きくなるにつれて内臓が圧迫されることで血行が悪くなる

などという事が考えられます。

 

つわりは妊娠初期に赤ちゃんを受け入れる為にホルモンが大量に分泌され体を変えてゆく時期です。

ホルモンバランスが乱れやすいですし 嘔吐があると水分を吐き出してしまうので体が酸性に傾きます。

不快感からも不調が出やすくなるのです。

 

頭痛には大きく分けて気圧や気温により血管が膨張する事によって神経が圧迫されて出る片頭痛型頭痛と筋緊張などが原因で血流が滞る事によって起こる筋筋緊張型頭痛により痛みが出る場合があります。

痛い所を冷やして良くなるのは片頭痛型によるもの、温めて痛みが改善されるものは筋緊張型によるものと考えられます。

どういう時に痛くなるのか、どうすると痛みが治まるのかなどしっかりと確認する事が大切です。

 

妊娠中は複数の原因が組み合わさる事で辛い頭痛に悩まされる事になってしまうので

頭痛記録をつけることが原因の究明に役立ちます。

頭痛記録とは

・頭痛が始まった時間

・痛みが和らいだ時間

・痛みが始まる前の行動(考えていた事など)

・痛む前に食べたもの

・痛み出してからして楽になった事

など書き出す事によってストレスの原因になるものなどが明確になり、書く事で楽になった

例もあるそうです。

 

また片頭痛ではコーヒーを飲む事で痛みが楽になったケースもあるようです。

カフェインの摂取は妊婦さんも1日100gまでなら問題ないと言われています。

ドリップコーヒー1杯(150㎖)に100mg、インスタントコーヒー(150㎖)だと

65mgカフェインが含まれると言われています。

 

口の中の違和感(酸っぱさや胃液の逆流など)

→塩飴や塩昆布、経口補水液など塩分を含む飲食物を摂取すると2分くらいで喉がスッとした感じになります。

しかし塩分を摂りすぎてしまうとむくみや高血圧の症状がでてきます。1日5gの塩分量を守るには塩飴や塩昆布は最終手段にし

塩水でうがいなどを行いましょう。

 

寝眠いのに眠れない、不眠

→不眠を訴える妊婦のお腹を打診してみると鼓音が聴かれ腸にガスが溜まっていることが度々あります。

水をふくませたタオルを暖めてビニール袋に入れ、上腹部に乗せて温めると2分ほどして腸が動きはじめスッキリしてよく寝られるようになることがあります。

バスタオルをお腹に巻いたり、お腹の上に置いて寝る方法もありますが、どれが自分にあっているのか試してみるのもいいでしょう。

 

気持ち悪い・吐き気がする

→朝食が食べられて、昼、夕と次第に食べられなくなるような時にはβ-アミラーゼを含む山芋、カブ、大根、ニンジン、キャベツを生で食べるのもいいでしょう。

逆に早朝空腹時に不快感が強くご飯が食べられない時にはビタミンB6の内服が効果的と報告されています。

食事が摂れない又は食べづわりで食べてないと気持ち悪くなってしまうなどの場合は1回に食べる量を減らし回数を多くすることもいいでしょう(たとえば1日5回 食)

気持ち悪いと考えすぎてしまうことも悪化させてしまう原因となります。1日1時間は外出し外の空気を吸ってください。

つわりはリラックスしているとき(副交感神経優位)に出やすいと言われています。首元をお湯の入れたペットボトルやホットタオルで温めて少し身体を奮い立たせる(交感神経優位)こともいいでしょう。

 

つわり中の歯磨き

歯周病は早産や低体重児のリスクを高めてしまうと言われていますがそれだけではなく、

歯周病とは歯茎に感染が起きた状態なので常に免疫が働いている状態といえ、着床の障害になるとも言われています。

妊活中から口腔衛生を保つ事は大切なのです。妊娠すると女性ホルモンの分泌が増加します。

エストロゲンはある種の歯周病原細菌の増殖を促すと言われています。

そのほか、プロゲステロンは炎症の元であるプロスタグランジンを刺激するそうです。

これらのホルモンは妊娠終期には月経時の10~30 倍になるといわれており、妊娠中期から後期にかけて妊娠性歯肉炎が起こりやすくなるのです。

初期は初期でつわりにより食事の時間がままならなかったり、食事の回数が増えたり、歯磨きすると気持ち悪くなったりして

口腔衛生を保つのが難しくなります。

つわりの時期の歯磨き対策としては

・歯ブラシをヘッドの小さく毛先の柔らかいものに変える。

・歯磨き粉などは出来るだけ匂いの少ないものに変える。

・舌に当てないように磨く。

・後ろから前に引き出すように磨く

・歯磨き出来ない時はうがい薬などを使ってうがいをこまめにする。

うがい薬がない時(使いたくない時)はぬるま湯を使うと口の中のネバネバが抑えられるそうです。

虫歯の治療に使われるレントゲンはお腹から遠く、麻酔も部分麻酔のため赤ちゃんには影響を与えないと言われています。

もし、妊娠中に歯が痛んだら安定期中に治療をしましょう。

虫歯のチェック、歯周病のチェックもしておくと良いですよ。

 

安定期が過ぎて、胎動を感じた頃から安産灸を始めましょう。

マイナートラブルの予防にもつながりますよ!

体調の変化はしょうがないと諦めないでまずは産科で相談されてみてください

2018年11月28日 14:29

妊娠前に検査を!

妊娠前の準備

妊娠前にどのような検査を受けたらいいでしょうか?

生理不順や不正出血がなくてもまずは婦人科で子宮や卵巣のエコー検査や子宮頚がん検査、女性ホルモンや、性感染症の血液検査を受けてみましょう。子宮筋腫や子宮奇形は不妊症だけでなく、流産の原因になることがあります。

40歳以上では子宮体がんや乳がんの検査に加えて糖尿病や甲状腺機能の検査もしたほうがいいです。

風疹

  • 風しんは、発熱や発疹、リンパの腫れを特徴とする感染症で、三日ばしかとも呼ばれます。
  • 風しんの症状は、子供では比較的軽いのですが、大人がかかると発熱や発疹の期間が子供に比べて長く、
  • 関節痛がひどいことが多く、1週間以上仕事を休まなければならない場合もあります。
  • すでに風しんにかかったとの記憶のある人達に血液検査を行ったところ、約半分は記憶違い、または風疹に似た他の病気にかかっていたという調査結果もあります。

風疹は発熱、発疹が症状で感染力は弱く重い病気ではないのですが

最も怖い点は、妊娠初期(20週頃まで)の女性が風しんにかかると、生まれてくる赤ちゃんに難聴や心疾患、白内障など、「先天性の病気(先天性風しん症候群)」を引き起こす恐れがあることです。

(妊娠1ヶ月でかかった場合50%以上、妊娠2ヶ月の場合は35%などとされています)。

*2019年第26週の風疹報告数
2019年第26週(6月24日~6月30日)に32人が風疹と診断され報告された。

遅れ報告も含めると、第1~26週の風疹累積患者報告数は1,896人となり、第25週の1,848人から48人増加した。

なお、第26週に診断されていても、2019年7月4日以降に遅れて届出のあった報告は含まれないため、直近の報告数の解釈には注意が必要である。(風疹流行に関する緊急情報:2019年7月3日現在国立感染症研究所感染症疫学センター)

風しんは、「予防接種で防ぐことのできる病気」です。

自分自身はもちろん、家族や周りの方々を風しんから守り、生まれてくる赤ちゃんを先天性風しん症候群から守るため、

予防接種をご検討ください。

※妊婦さんは予防接種を受けることができません。

※健康上の理由で予防接種を受けられない方もいます。

 

厚生労働省は、風しんに関する特定感染症予防指針を改正(平成29年12月21日一部改正、平成30年1月1日適用)し、風しん及び先天性風しん症候群の発生時に迅速な対応ができるよう、風しんの患者が一例でも発生した場合に、感染経路の把握等の調査を迅速に実施するように努めるとともに、原則として全例にウイルス遺伝子検査を実施することで、確実に風しんを診断することとしています。

また改めて定期予防接種に対する積極的な接種勧奨を行うとともに、妊娠可能女性とその家族への予防接種の推奨、また産褥女性に対する風しん啓発を行っており、2020年度までに風しん排除の達成を目指しています。

 

『2022年3月31日までの間に限り、1962(昭和37)年4月2日から1979(昭和54)年4月1日までの間に生まれた男性(39歳~56歳)が風しんにかかる定期の予防接種の対象者として追加されました。この年代の男性が抗体保有率が特に低いためです。

まずは、風しんの抗体の有無を確認するため、抗体検査を受けてください。東京都や埼玉県では自治体により無料で抗体の検査を受けることができます。

抗体検査の結果、風しんの抗体がないことがわかった場合、原則無料で風しんの予防接種を受けることができます。』

 

以前(現在の40歳頃まで)は女子は中学生の頃に集団予防接種で1回受けていますがその後男子も含めて個別接種となったため受けていない方も多く、女性では20代~30代、男性は20代〜50代で風疹にかかり流行しています。

 

風疹抗体価の検査は不妊の検査、妊娠初期に検査される項目の一つであるので不妊治療している方は検査済みであると考えられますがまだ妊娠を望むけれど不妊治療をしていない方はまずは医療機関で風疹抗体価を検査することをおすすめします。

 

2019年4月以降、お住まいの市町村からクーポン券が届きますのでクーポン券に従って抗体検査を受けてください。

2019年度は、原則、1972(昭和47)年4月2日~1979(昭和54)年4月1日生まれの男性にクーポン券が届きます。

なお、2019年度にクーポン券が送付されない1962(昭和37)年4月2日~1972(昭和47)年4月1日生まれの男性も

市町村に希望すればクーポン券が発行されます。

 

街頭で、この風しん抗体検査クーポンが届いた男性にインタビューしていました。

クーポンを使って検査を受ける予約をした方もいれば、検査を受けるか悩んでいる方、封筒さえ開けていない方など様々でした。

自分だけの問題ではなく、他人にも影響を及ぼす重要な問題だと認識してほしいです。

検査を受けるか悩んでいる方には是非受けてほしいですし、封筒を開封していない方は開封して、

風しんが妊婦にとってどれだけ脅威な疾患なのか理解してほしいです。

国としても予算30億円かけて作っているクーポンです。

それだけ、国も重要事項としている問題だと言えます。来年の東京オリンピックに向けての対策でもあります。

男性だけでは、風しんが妊婦に与える影響があることを全く認識していない場合が多いと思いますので、

周りの方からクーポンの話題など出されるといいと思います。無料で検査できるチャンスなのでこの機会に抗体検査を行ってください。

詳しくは、厚生労働省のHPをご参照ください。

 

妊娠するのは女性ですが、パートナーが風疹を持ち込んでうつるといけないので男性も予防接種をする必要があります。風疹の抗体検査は男性も行いましょう。

麻疹

最近ニュースで取り上げられている「 麻疹」。

日本では、はしかと呼ばれますが、どのような病気かご存知ですか?

 

麻疹は”麻疹ウイルス”による感染症であり、人から人へ空気、飛沫、接触など様々な経路で感染します。

感染力は強く、インフルエンザの5倍以上ともいわれています。

 

感染後10~12日間の潜伏期間を経て、発熱や咳などの症状で発症します。

 

「 カタル期 」

最も他者への感染力が強い期間になります。

38℃前後の発熱が2~4日間続き、風邪様症状(発熱、倦怠感、上気道炎症状)

結膜炎症状が次第に強くなります。

乳幼児では機嫌が悪い、消化器症状では下痢、腹痛を伴うこともみられます。

発疹が現われる1~2日前ごろに口のなかの頬の裏側にやや隆起した

1mm程度の小さな白色の小さな斑点(コプリック班)が出現します。

斑点(コプリック班)は麻疹に特徴的な症状ですが、発疹出現後2日目を過ぎる頃までに消えてしまいます。

また、口腔粘膜は発赤し、口蓋部には粘膜疹がみられ、

しばしば溢血斑(いっけつはん)を伴うこともあります。

 

「 発疹期 」

その後、体温は1℃程度下がりますが、その後半日くらいのうちに再び高熱(多くは39℃以上)が出るとともに、

発疹が出現、耳後部、頚部、前額部から出始め、

翌日には顔面、体幹部、上腕におよび2日後には四肢末端にまで広がります。

発疹が全身に広がるまでは39.5℃以上の高熱が続きます。

この時期には高熱が続き、カタル期症状が一層強くなります。

発疹期は発疹出現後72時間程度持続しますが、

これ以上長い発熱が続く場合には、細菌による二次感染の疑いがあります。

 

「 回復期 」

発疹出現後3~4日間続いた発熱は解熱し、全身状態、元気さが回復し、

カタル症状も次第に軽快してきます。

発疹は黒ずんだ色素沈着となりますが、一週間程で皮がむけるようにとれるとも

報告されています。

 

このように、麻疹の主症状は発熱が約1週間続き、カタル症状も強いため、

合併症がなくても入院を要することが少なくなく、

回復までには時間のかかる重症な病気といえます。

 

また、ワクチン未接種の女性が妊娠中に麻疹にかかってしまうと、

子宮収縮による流産を起こすことがあります。

 

妊娠初期・・・ 31%

中期以降・・・9%(流産または死産)

24%(早産)

 

予防としてはワクチンの接種があります。

大人でも麻疹のワクチン接種を受けたことの無い人も、

1~2回ワクチン接種を受けることでも予防策となります。

(マスクでは予防できません!!)

 

麻疹の抗体を持っているかどうかあらかじめ確認しておきましょう。

 

 

口腔ケア

虫歯になって歯が痛まないと歯医者さんに行く事って少ないですよね。

どうしても虫歯を治療する時の痛いイメージがあって出来れば行きたくないですよね。

妊娠すると虫歯の治療が出来ないと思っている方は多いと思いますが安定期に入れば治療は出来るようです。

その時麻酔やレントゲンの影響が気になると思いますが虫歯の治療の為の麻酔は量も微量な為、影響を与える事はないそうです。

レントゲンも歯は子宮から離れている為、防御エプロンを着用すれば大丈夫だそうです。歯科医さんに妊娠の旨お伝えしましょう。

 

それでも気になる方は歯科医に通い経過観察しながら出産後治療をするのも1つの方法となります。

妊婦さんにとって大切なのは歯周病を防ぐということなのです。

妊娠している女性が歯周病にかかると早産及び、低出生体重児のリスクが高くなると言われています。

早産兆候があった妊婦の約半数に羊水から細菌が検出され、その30%が歯周病菌だったそうです。

歯周病が早産とどのような因果関係があるのかまだ解明はされていないようですが細菌による慢性炎症によりサイトカインや白血球が活性化し

プロスタグランジン等の炎症物質が多く放出されることにより陣痛が促進されるのが原因ではないがといわれているそうです。

妊娠前に虫歯が無かった方もつわり中は歯を磨くと気持ちが悪くなったり、嘔吐により口の中が酸性になったり、

まとまった食事がとれずちょこちょこ食べになったりして口腔衛生が乱れがちです。

安定期に入ったら1度口腔検診を受けられる事をお勧めします。

一般の方も一昔前は半年に1度は歯石をとった方がいいと言われておりましたが現在は3ヶ月に1度の歯石のケアが推奨されています。

妊活中からしっかり口腔ケアをすることはとても大切です。

 

産後歯がボロボロになったという話を聞いた事がある方もいると思いますが妊娠時のカルシウム不足の

為に歯からカルシウムを吸収する事はないそうですので妊娠時の口腔ケア不足による歯周病が原因であると言われています。

歯周病ケアをしっかりして80歳になっても自分の歯でご飯を食べられるように頑張りましょう!

がん検診

※がん検診は必ずではないのですが、近年若い女性の子宮頚がんなどが増えてきています。

妊活を行う前に検査を行うのが好ましいです。

 

がんの罹患率は40代から増え始めるそうです。女性が特に気をつけたい子宮頸がんや乳がんは40代がピークです。

 

国立がん研究センターでは、日本人のためのがん予防法を公表しています。

禁煙、節酒に加えて食事や適正体重の維持、身体活動など5つの健康習慣を実践した場合には

約40%女性ががんになるリスクが低下すると推計されています。

がんを予防するには、日ごろからの健康習慣を心がけることも大切です。

 

「がんを予防する5つの生活習慣」

(国立がん研究センター作成「科学的根拠に基づくがん予防」より抜粋)

 

1)活発な身体活動は大腸がん、乳がんのリスクを下げる。

毎日60分程度歩く身体活動に加え、息がはずんで汗をかく程度の運動を週に60分程度行うのが目安。

 

2)やせすぎ、肥満は乳がん、大腸がん、肝がん、子宮内膜がんのリスクを上げる。

がんになるリスクは肥満だけでなく、やせすぎも高まる。BMI値21~25の適正範囲になるように管理。

 

3)高塩分食品は胃がんのリスクを上げる。

塩分(ナトリウム)の摂取量とがんの因果関係は明らかになっていないが、塩分濃度の高い

食品の摂り過ぎは胃がんリスクをほぼ確実に増加する。

 

4)野菜、果物不足で食道がんのリスクを上げる。

食道がんだけでなく、胃がんのリスクも上げる可能性もある。

1日400g(野菜を小鉢5皿分+果物1皿分)を目安に毎日食べるよう心がけたい。

 

5)飲食物を熱いまま摂ると食道がんのリスクを上げる。

飲食物を熱いままとると口腔内や食道の粘膜を傷つけるので、食道がんのリスクがほぼ確実に

高まる。少し冷ましてから口にする習慣を。

 

最近、乳がんで亡くなった芸能人のニュース等を耳にすることが多かった気がします。

普段から入浴の時などにセルフチェックを行い、しこりなどの違和感がないか触診することも大事です。

マンモグラフィ検査は、月経後の方が痛みを感じにくいです。

 

子宮頸がんも20代から発症する方もいるので2年に1回の検診を受けることが大切です。

近年、検診結果の表示方法が変更になったため、「異常なし」以外の場合は、必ず受診して精密検査を受けましょう。

 

がん検診は、適切な時期と頻度で定期的に受けていくことが大切です。

「忙しい」「がんが見つかったら怖い」等の理由でがん検診を受けていない人もいるかもしれませんが、先延ばしにするほど受けづらくなります。

例えば、誕生日や記念日などに受けるようにすると習慣化しやすいでしょう。

2018年10月03日 15:26

妊娠中は塩分・アルコール・ビタミンAには要注意!

  • 塩分

妊婦さんにとって食生活は赤ちゃんを育てる為にも、自分を妊娠中毒症と呼ばれる物から守る為にも大切なものです。

 

でも心のどこかで自分は大丈夫って思っていませんか?

やたらにしょっぱいものを食べてる訳でもないし、今まで健康診断で引っかかった事もないし、

塩分を控えるなんて生活習慣病が気になるおじさんやおばさんの問題って思っていませんか?

 

厚生労働省が推奨するの塩分の1日の摂取量は女性は7gですが実際に7gってどれくらいの量なのか?計算してみた事はありますか?

 

まず、例に沿って1日の塩分量を見てみましょう。

まずは朝食

食パン 6枚スライス1枚      0.8g

サラダ 和風ドレッシング(大さじ1) 0.9g

目玉焼き 醤油(大さじ1)      2.0g

牛乳 コップ1杯          0.2g

昼食

明太子パスタ            2.6g

サラダ サウザンドレッシング(大さじ1)0.4g

夕食

ご飯                   0g

生姜焼き               2.0g

お豆腐サラダ ポン酢(大さじ1)    1.3g

みそ汁                1.2g

 

このお食事で11.4gの塩分量になります。特に外食した訳でもないのにこの量です。

毎日7gで過ごそうと思ったらやはり工夫が必要になってきます。

 

まずは

 

・減塩食品を選ぶ

しかし塩分を抑えて味を感じさせるためには科学調味料などを使っている場合も考えられ成分を良くみる事が大切です。

 

・麺類の汁は残す

うどんや中華麺は作る時に塩も一緒に入れるので麺自体にも塩分を含みます。パスタは麺自体に含まないのでゆでる時に塩を入れてます。

パスタの方が塩分を調整しやすいと言えます。

しかしゆでた汁をそのまま使わず、湯切りしてスープに入れると塩分を抜く事が出来ると言われています。

スープは味だけ楽しんで飲まずに捨てるようにするとさらに塩分を控えられます。

 

・主食をご飯にする

ご飯には塩分はほとんどありません。食パンも1枚で以外に多いです。

7g中の0.8gです。1食を2gくらいにおさえなければならない所で約半分をパンにもっていかれるのは勿体ないと思いませんか?

 

・カリウムを多く含む食品を摂る

体の中の塩分(ナトリウム)はカリウムと一緒になってバランスをとっています。

ナトリウムを摂取した分、カリウムを摂ってバランスをとりましょう。

カリウムを多く含む食材はバナナ、タケノコ、里芋、ジャガイモ、ほうれん草、わかめ、えのき、シイタケ等があります。

 

・調味料を選ぶ

お醤油も濃い口、薄口で少しですが塩分量が変わります。(薄口の方が塩分量は多いです)

ドレッシングは和風の方が塩分量が多く、サウザンドレッシングなどの方が少ない事の方が多いです。

また、ドレッシングよりもマヨネーズの方が塩分量は少ないのでマヨネーズを使っても良いかもしれません。

 

・外食を減らす

外食すると1食で1日分に達してしまう場合があります。インスタントの食品も同じです。

 

塩分調整は思いの他大変です。なのでちょっとずつを積み重ねることが重要だと思います。

一気に塩分を摂りすぎないようにして少し量を減らす意識を持つところから始めましょう。

 

妊娠中のアルコール

妊活してると体に良いものを という意識も働きお酒は避けなければならないように思うかもしれません。

 

でも、何故いけないのか?考えた事はありますか?

適度な飲酒は血管を広げ血流を良くし身体を温めますがそれは一時的なものなのです。

飲み過ぎは体内の水分量を低下させ、血液の粘性が増し、血流を悪くする原因になります。

 

日本人はアルコール分解酵素が少ないと言われています。

口から入ったアルコールは胃で約20%吸収され残りの大部分は小腸で吸収され血液に溶け込み肝臓に送られます。

アルコールはこの酵素を使って肝臓でアセトアルデヒドという有害物質に分解されたあと今度はこの有害物質を分解する酵素を使って

無害な酢酸へと分解されていきます。このアセトアルデヒドという物質がお酒を飲んで顔が赤くなったり、動悸がしたり、

吐き気や頭痛の原因となってしまう物質です。

肝臓で分解しきれなかったアルコールは肝静脈を通って心臓に送られ全身に送られ再び肝臓に戻ってきて分解されます。

肝臓で出来た酢酸は血液を通って全身を巡るうちに水と炭酸ガスに分解され最終的には体の外に排出されます。

また処理しきれなかったアルコールも尿や汗、呼気となって体の外に排出されます。

 

500㎖のビール1本分のアルコール(含有量20g)を分解するのに3~4時間かかると言われています。

体質的にお酒に弱い人や女性はさらに時間がかかると言われています。

 

妊娠中にお酒を飲むと胎盤を通じて赤ちゃんもお酒を飲んだ状態になります。

その結果知的障害、発育障害、顔貌異常などの症状が現われる胎児性アルコール・スペクトラム障害になる危険性が出てきます。

アルコールに対する耐性は個人差があり、いつならどのくらいなら飲んでも大丈夫というガイドラインは作ることが出来ないそうです。

 

お酒自体が身体にもたらす変化以外にもアルコールを飲む時はつまみに塩辛いものや脂っこいものが食べたくなったり、

寝る時間が遅くなったり、朝起きられなかったりという事が考えられます。

 

またお酒を飲むという機会は人とのコミュニケーションツールであったり、ストレス発散になったあり良い面もあります。

 

妊活って制限が多くなってしまいがちだと思います。

何故そうするのか、そうした方が良いのか考えてみる事で納得がいったり、自分自身にどうあてはまるのか考えてみる事で

ストレスを減らす事が出来るかもしれません。

 

妊娠中のビタミンAには注意

 

日本には「土用の丑の日」と呼ばれる日がありますね。

 

なぜ、「うなぎ」を食べるようになったかというと諸説あるらしいのですが、

夏にうなぎが売れずに困ったうなぎ屋が平賀源内に相談した説が有力らしいです。

「本日丑の日」という張り紙を店頭に張り出したことで大繁盛に。

江戸時代には、「丑の日にちなんで、“う”から始まる食べ物を食べると夏負けしない」という風習があったそうです。

 

栄養素の話をすると

うなぎは、ビタミンA、B1、B2、D、EやDHAEPA

ミネラル(鉄、亜鉛、カルシウム)など身体に大切な栄養素が大変豊富な事でも有名です。

うなぎは夏バテ解消の疲労回復の効果以外にも、視力の低下や皮膚などを健康に維持する美容効果、

脳卒中の予防、口内炎、丈夫な骨の維持、高血圧の予防などさまざまな効果があります。

ただし、妊婦さんは要注意です!

うなぎは、ビタミンA(レチノール)がとても豊富です。

成人が1日に必要な量の3倍含有しているため、摂りすぎると蓄積されて不調を来します。

妊婦さんの場合、過剰摂取しすぎるとおなかの赤ちゃんの先天性奇形リスクが上がる。

と言われているのでうなぎは食べないように言われることが多いようです。

1日に3000μg以上のビタミンAを摂取すると胎児の奇形リスクが上がるため、

妊娠中は1日あたりのビタミンA摂取量2700μg以下に抑えることが望ましいとされています。

うなぎの蒲焼き100gに含まれるビタミンAは約1500μg。蒲焼き1食分はだいたい200g前後なので、

うな重1食で3000μgとなり、1日分のビタミンAに達してしまいます。

というわけで、妊婦さんは過剰摂取には注意です。

2018年06月18日 16:40

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