新型コロナウィルスが蔓延している中、都から鍼灸院は医療業なので要請対象外という事になりました。
その為、細々とやっておりますが、感染症の対策のお願いです。
一時間に一人の施術になりますので、遅刻や早く来るなどの時間変更などは電話連絡で確認の上できるだけお控え下さい。
次の症状のある方は控えて下さい
新型コロナウイルス感染の拡大を防ぐため、お客様には以下の点をご理解・厳守いただきますよう強くお願い申し上げます。
ご自身で該当すると感じたお客様は、電話でご一報いただきたくお願い申し上げます。
また、ご来店の際は、マスクの着用をお願い申し上げます。
次の症状がある方、該当する点があるお客様は来店をお控えください。
・ 風邪の症状(くしゃみや咳が出る)がある方
・ 熱がある方
・ 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさがある方
・ 咳、痰、または胸部に不快感のある方。
・ 強い味覚・嗅覚障害がある方。
・ 過去14日以内に、政府から入国制限、入国後の観察期間を必要と発表されている国・地域等への渡航者の方、並びに当渡航者との濃厚接触がある方
・過去 14 日以内に、新型コロナウイルス感染症のクラスター(集団感染)が発生したとされる場所を訪れた方。
・ 同居家族や会社など身近な知人に感染が疑われる方がいる方。
・ その他新型コロナウイルス感染可能性の症状がある方。
・ 1週間前くらいまでにインフルエンザ・ノロウイルス等にかかっていた方。
濃厚接触者の定義の改正について
新型コロナウィルスの濃厚接触の定義が改正されました。
定義の改正により、1メートル以内でマスクなしの状態で、15分以上の会話をするという条件になりました。
改正されたのは、患者が症状の出る前に他人にうつしているケースが判明してきたためです。
世界保健機関(WHO)も、発症二日前から感染する可能性を指摘しています。
日本の国立感染症研究所も4月20日に定義を変えました。
感染について
新型コロナウィルスの感染は、「接触感染」、「飛沫感染」、「空気感染」に分類されています。
当院でおこなっている感染経路別の予防策
接触は鍼灸院では触らないわけにはいかないので難しいですが、
接触感染は適切な手洗いと顔を触らないという事が予防になります。
新型コロナウィルスは、1%の界面活性剤(石鹸や一般的な洗剤)で不活化できるといわれています。
いらっしゃった方は正しい手洗いをし、アルコール消毒をしてください。
私どもも手があれても何度も洗いますし、アルコール消毒を徹底しています。
また、患者さんには粘膜の近くを触らないようにするため、仰向けの際は正しいマスクの着用や眼の保護のためアイマスク・メガネのご利用をお願いします。
飛沫感染は、感染患者さんのくしゃみ、咳、会話などで放出された病原体を含む飛沫(5㎛以上)が口腔粘膜、鼻粘膜結膜などに付着することにより感染します。
今よく聞く、咳エチケットですね。くしゃみや咳が出そうな場合は言って下さい。
すぐ2m以上離れます!そして、治療中以外はあまり話しませんが、話したりない方には遠くから話しかけます。
普段から咳やくしゃみの時は、マスクの上からさらにタオルで口元を抑えて行うようにお願いします。
また、トイレの蓋は締めてから流してください。
これはもし家に感染者と一緒にいる時の対処法としてTVでやっていたのですが、トイレの蓋を開けておくと飛沫するそうです。
飛沫を飛ばさないようご協力お願いします。
空気感染(エアロゾル感染)は飛沫核感染とも表現され、病原体を含んだ飛沫が乾燥してさらに微小な(5㎛以下)飛沫核となり空気中に浮遊し、それを吸入することにより感染します。
小さい飛沫の為、部屋にぷかぷか浮いている可能性あります。
浮いている飛沫核をはやく除去するには今流行りの3密の中の一つ、空気の入れ替えが大切になります。
当院では一日中どこかの部屋の窓やベランダのドア、換気扇などがあいております。
使った部屋の空気を換える事が大事なので、寒い時期ではありますが、すいません。我慢してください。
寒すぎる場合は温かい何かを出しますので、言ってください。
感染予防のお願い
これらの感染の対策でおねがいしたいことは
*ついたら手洗いをする
*マスクをしたままで治療を受ける
*メガネやアイマスクを着用する
*くしゃみや咳が出そうなときは教えて下さい
*トイレの蓋は締めてから流す
です。どうぞご協力とご理解お願いいたします。
当院の感染のちょっとした努力
患者さんにお願いしてばかりですので、みやび鍼灸院でこっそり行っている努力を紹介します。
書いてなくてもこっそりしています。
当院では3時間以内に同じ部屋を使わない
これはアメリカ国立衛生研究所(NIH)のウイルス学者、ニルチュ・ファン・ドゥーラマーレン氏と、モンタナ州ハミルトンにあるロッキー・マウンテン研究所の研究チームは、SARS-CoV-2が様々な物質の表面でどれくらい生存できるのかを調べた。
結果に基づき、医学雑誌「New England Journal of Medicine」に掲載された研究結果によると、咳の飛沫で空中拡散した新型ウイルスは、最長で3時間生存できる。
また、1~5マイクロメートル(人間の髪の毛の幅の30分の1)ほどの細かい飛まつは、空気中に数時間とどまることもあるという。
当院は4部屋ありますが、一時間に一人の予約にすることで、3時間以上あけて治療する事が可能です。
元々鍼やお灸、シーツは使い捨てです。
頭をゴシゴシするタオルは一人一人洗濯済みですなんて言うほどの事でもないですね💦
出来るだけ湿度を上げる
乾燥の強い時期です。寒い所や湿気の多い所でも世界中に感染は広がっていますので、湿度にどこまで関係するか分かっておりません。
分かっていなくてもインフルエンザのように湿度管理をしています。
あとあと、湿度上げておいたことが良かったんだねと言われればいいくらいの状態ですが。。。
部屋ごと消毒
患者さんが触るハンガー、ゴミ箱、会計時のタブレット、端末などは使うたびに消毒をする。
除菌を始めるともったいないので普段以上にふきふきしています。
受付カウンターも会計のたびに消毒しています。
他にも気になるところがあれば除菌しますので、言ってください。
できれば色々触らない方が安全ですが、そうもいかないので、出来るだけ気が付いたところは除菌します!
除菌に関してはアルコール消毒以外に次亜塩素酸とETAC抗菌化スプレーαの3本仕立てです。
新型コロナウィルスには効かないかもしれないけど、他のに効くので、一緒にしています。
この際、病院へ行くのも怖いかなと思って一気に消毒しています。
今後暖かくなるとは思いますが、当分は換気の良い寒い部屋での治療と、ご予約が取りづらくなりますが、どうぞご理解ください。
2020年04月12日 18:36